現地8日（火）、ナショナル・フットボール・リーグ（NFL）が『NFL Network（NFLネットワーク）』、『NFL Films（NFLフィルムズ）』、およびリーグオフィスによる取り組みを通して、第46回スポーツ・エミー賞で22部門にノミネートされたことを米国テレビ芸術科学アカデミーが発表した。

NFLネットワークで毎日放送されている“Good Morning Football（グッド・モーニング・フットボール）”は、スタジオ番組（各日）部門で通算4度目のスポーツ・エミー賞ノミネートを果たした。2024年にロサンゼルスへ拠点を移してからは初となる。また、“NFL RedZone （NFLレッドゾーン）”の司会を務めるスコット・ハンソンは、スポーツパーソナリティ（スタジオホスト）部門でノミネートされている。

今年、NFLネットワークのオリジナルコンテンツチームは4部門でノミネート。中でも“9066: Fear, Football and the Theft of Freedom（9066：恐怖、フットボール、そして自由の剥奪）”と“Through the Storm（スルー・ザ・ストーム）”が短編ドキュメンタリー部門で候補となったほか、“NFL 360”内の特集“#FREETEZ”は長編フィーチャー部門および長編編集部門の2部門でノミネートされている。

NFLフィルムズは今年、計12部門でノミネートされ、スポーツイベント編集番組部門では全5作品中4作品を占めた。“Hey Rookie: Welcome to the NFL（ヘイ・ルーキー：NFLへようこそ）”、“NFL Draft: The Pick Is In（NFLドラフト：ザ・ピック・イズ・イン）”、“NFL GameDay All-Access – Super Bowl LIX（NFLゲームデー・オールアクセス：第59回スーパーボウル）”、“NFL Turning Point（NFLターニング・ポイント）”の4作品が選ばれ、“Hey Rookie”は5年連続、“NFL Draft: The Pick Is In”は2年連続のノミネートとなった。“NFL GameDay All-Access”は昨年、同部門で受賞している。

『Hard Knocks（ハードノックス）』シリーズは2部門でノミネートされ、シリーズで初めてチームのオフシーズンに密着した“Hard Knocks: Offseason with the New York Giants（ハードノックス：オフシーズン・ウィズ・ザ・ニューヨーク・ジャイアンツ）”が連続ドキュメンタリーシリーズ部門に、そして初めてディビジョン全体を取り上げた“Hard Knocks: In Season with the AFC North（ハードノックス：インシーズン・ウィズ・ザ・AFCノース）”が長編脚本部門にノミネートされた。

また、NFLフィルムズが手がけた深夜番組“They Call It Late Night（ゼイ・コール・イット・レイトナイト）”での活躍により、ジェイソン・ケルシーがパーソナリティ／新進気鋭の放送タレント部門でノミネート。加えて“NFL Films Presents（NFLフィルムズ・プレゼンツ）”のシリーズは司会者進行編集シリーズ部門、さらに“The Silent Super Bowl（ザ・サイレント・スーパーボウル）”と“Shots of the Year（ショッツ・オブ・ザ・イヤー）”が短編撮影部門で候補となり、計3部門で評価を受けている。

NFLは公共サービス・コンテンツ部門でも3作品がノミネートされている。“NFC Championship: Somebody（NFCチャンピオンシップ：サムバディー）”、“Super Bowl LIX: Flag 50（第59回スーパーボウル：フラッグ50）”、“Youth Flag Football: Let’s Play（ユース・フラグフットボール：レッツ・プレー）”の3本だ。

第46回スポーツ・エミー賞の授賞式は、5月20日（火）にニューヨークにあるジャズ・アット・リンカーン・センターのフレデリック・P・ローズ・ホールで開催される。

NFLがノミネートされた全カテゴリーは以下の通り。

【スポーツイベント編集部門】
“Hey Rookie: Welcome to the NFL”
ヘイ・ルーキー：NFLへようこそ（ESPN／NFLフィルムズ）

“NFL Draft: The Pick Is In”
NFLドラフト：ザ・ピック・イズ・イン（The Roku Channel／NFLフィルムズ／Skydance Sports）

“NFL GameDay All-Access – Super Bowl LIX”
NFLゲームデー・オールアクセス：第59回スーパーボウル（NFL／YouTube／NFLフィルムズ）

“NFL Turning Point”
NFLターニング・ポイント（ESPN+／NFLフィルムズ）

【司会者進行編集シリーズ部門】
“NFL Films Presents”
NFLフィルムズ・プレゼンツ（FS1／NFLフィルムズ）

【短編ドキュメンタリー部門】
“9066: Fear, Football and the Theft of Freedom”
9066：恐怖、フットボール、そして自由の剥奪（NFLネットワーク）

“Through the Storm”
スルー・ザ・ストーム（NFLネットワーク）

【連続ドキュメンタリーシリーズ部門】
“Hard Knocks: Offseason with the New York Giants”
ハードノックス：オフシーズン・ウィズ・ザ・ニューヨーク・ジャイアンツ（HBO／Max／NFLフィルムズ／Skydance Sports）

【スタジオ番組（各日）部門】
“Good Morning Football”
グッド・モーニング・フットボール（NFLネットワーク）

【長編フィーチャー部門】
NFL 360 – #FREETEZ（NFLネットワーク）

【スタジオ司会者部門】
スコット・ハンソン（NFLネットワーク／Peacock）

【パーソナリティ／新進気鋭の放送タレント部門】
ジェイソン・ケルシー（ESPN／ESPN2／ABC／NFLフィルムズ）

【短編撮影部門】
“NFL Films Presents: The Silent Super Bowl”
NFLフィルムズ・プレゼンツ：ザ・サイレント・スーパーボウル（FS1／NFLフィルムズ）

“NFL Films Presents: Shots of the Year”
NFLフィルムズ・プレゼンツ：ショッツ・オブ・ザ・イヤー（FS1／NFLフィルムズ）

【長編編集部門】
NFL 360 – #FREETEZ（NFLネットワーク）

【長編脚本部門】
“Evolution of the Black Quarterback”
エボリューション・オブ・ザ・ブラック・クオーターバック（Prime Video／SMAC Productions／NFLフィルムズ／V Seven Productions）

“Hard Knocks: In Season with the AFC North”
ハードノックス：インシーズン・ウィズ・ザ・AFCノース（HBO／Max／NFLフィルムズ）

【音楽演出部門】
エボリューション・オブ・ザ・ブラック・クオーターバック（Prime Video／SMAC Productions／NFLフィルムズ／V Seven Productions）

【グラフィックデザイン（スペシャル）部門】
“2024 NFL Draft Open”
2024 NFLドラフト・オープン（NFLネットワーク）

【公共サービス・コンテンツ部門】
“NFC Championship: Somebody”
NFCチャンピオンシップ：サムバディー（FOX／72andSunny／Park Pictures／NFL）

“Super Bowl LIX: Flag 50”
第59回スーパーボウル：フラッグ50（FOX／72andSunny／NFL／Eagle Eleven Productions, Inc）

‟Youth Flag Football: Let’s Play“
ユース・フラグフットボール：レッツ・プレー（NFLネットワーク／NFL Media）

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