ニュース

QBパーディーの契約が年71億円超えなら、49ersに「可能性はなくなる」とラムズWRナクア

2025年04月19日(土) 20:33


ロサンゼルス・ラムズのプカ・ナクア【AP Photo/Mark J. Terrill】

ロサンゼルス・ラムズのワイドレシーバー(WR)プカ・ナクアは、キャッチのためにわざわざ混雑の中に突っ込むことがよくある。最近も、ナクアは地区ライバルのクオーターバック(QB)ブロック・パーディーの契約について口を挟んだ。

ジュリアン・エデルマンのポッドキャスト『Games With Names(ゲームズ・ウィズ・ネームズ)』に出演したナクアは、パーディーに年平均5,000万ドル(約71億1,923万円)近い4,000万ドル(約56億9,538万円)台後半の契約が与えられると思うかと考えを聞かれた。

「俺はノーだと思う。4,000万ドル半ばってところだろうな」とナクアは答え、4,500万ドル(約64億0,730万円)付近と予想している。

これに対しエデルマンは、もしパーディーが4,000万ドル台半ばで契約を決めれば、クラブにとっては賢い取引になると付け加えた。

「彼はスマートなヤツらしいな」とナクアは答えた。「彼らにはまだ優勝争いに残れるチャンスがある。もしそれが5(5,000万ドル超)になったら、チャンスはなくなる。そうだろ?」

選手たちが他者の契約についてあれこれ議論することは珍しい。特にそれが地区ライバルとあらばなおさらだ。それを理解してなのか、ナクアは最後に49ersを持ち上げる発言をしている。

「でもまあ、一方にフレッド(ワーナー)がいる限り、どうにかなるんじゃないかな」とナクアは付け加えた。

2022年NFLドラフトで最後の7巡目に指名されたパーディーは、49ersで3シーズンをプレーし、スーパーボウルにも1度出場した。チームはオフシーズン中に帳簿を整えるため、そしてこれからやってくるパーディーの契約に備えて契約を次々と整理してきた。

年4,500万ドルでの契約となれば、49ersにとってはおいしい話だ。もっと実績のないQBでさえ、それ以上を稼いでいる。キャップにおける割合と、今後の上昇を見込んだ上で、5で始まる契約がおおむね妥当といえよう。その契約がいつ結ばれるのかという疑問がサンフランシスコ上空を漂っている。それとも彼らの最近の契約と同様に、また夏の終わりまで長引くことになるのだろうか?

【M】