イーグルスとCユルゲンズが4年95億円の契約延長に合意
2025年04月22日(火) 08:48
フィラデルフィア・イーグルスが優勝を果たしたロースターを強化し続けている。
センター(C)キャム・ユルゲンズが4年の契約延長に合意し、2029年シーズン末までチームにとどまることになったと、イーグルスが現地21日(月)に発表した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、この契約は6,800万ドル(約95億6,923万円)相当だという。
ユルゲンズは2024年シーズンに、イーグルスに2度目のロンバルディトロフィーをもたらすために大きな試練を乗り越え、キャリア初のプロボウル選出を果たした。
神経痛に悩まされていたユルゲンズは、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームで先発メンバーから外れていたが、チームメイトのランドン・ディッカーソンが負傷して退場を余儀なくされたことを受け、試合に出場し、最後まで戦い抜いた。その後、ユルゲンズはイーグルスがカンザスシティ・チーフスに圧勝した第59回スーパーボウルで先発を務め、オフェンシブスナップの91%に参加した。
NFLネットワークのマイク・ガラフォロは2月20日に、イーグルスが優勝した直後に背中の手術を受け、問題の緩和を図ったユルゲンズは、7月に行われるトレーニングキャンプまでには完全回復する見込みだと報じている。
ユルゲンズは長年センターとしてプレーしていたジェイソン・ケルシーの後任となるべく、2022年ドラフトの全体51位で指名された。ルーキーシーズンはケルシーの下で学び、2023年にはガード(G)として先発の座をつかんだ。
ケルシーが2024年シーズン開幕前に引退したことを受け、ユルゲンズはセンターポジションを引き継いだ。イーグルスはその役割をネブラスカ大学出身のユルゲンズにもうしばらく任せることに明らかに満足している。ユルゲンズはランニングバック(RB)セイクワン・バークリーやオフェンシブタックル(OT)レイン・ジョンソン、ラインバッカー(LB)ザック・バウンに続き、スーパーボウルで先発を務めてチームの優勝に貢献した後に今オフシーズンに契約延長を実現させた選手となった。
【RA】