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ファルコンズQBカズンズが自主参加のオフシーズンプログラムの開始日に出席

2025年04月23日(水) 08:41


アトランタ・ファルコンズのカーク・カズンズ【AP Photo/Jason Allen】

カーク・カズンズがチーム施設に姿を見せた。

アトランタ・ファルコンズのクオーターバック(QB)カズンズが現地22日(火)に始まった自主参加のオフシーズンプログラムに参加し、スタッフの中にも驚いた者がいたと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが状況を知る人物の話をもとに報じている。

第一報を伝えたのは『WSB2』のザック・クラインだ。

オフシーズンワークアウトのフェーズ1――ミーティングとストレングス&コンディショニングが中心――が自主参加であることから、将来が不透明なカズンズはこの段階を見送るのではないかと予想されており、ヘッドコーチ(HC)のラヒーム・モリスも4月1日の時点でそうした見方を示していた。

カズンズが積極的に参加したことは、両者の関係が依然として良好なままであることを示している。

昨シーズンにマイケル・ペニックスJr.に指揮を任せたファルコンズは、カズンズに2年目のQBのサポート役として2,750万ドル(約39億2,604万円)を支払うことに問題はないと主張している。一方、カズンズはどこかのチームで先発を務めたいとの意向を明らかにしてきた。しかし、ほとんどのチームの先発ポジションはすでに埋まっており、現時点で選択肢は限られている。

今週木曜日アメリカ東部時間20時【日本時間25日(金)9時】からグリーンベイで行われるドラフトを終えた後、各チームはカズンズの獲得に興味を示すかもしれない。また、カズンズとファルコンズが、どこかのチームの先発選手が負傷し、シーズンが近づくにつれてより切迫した状況になるかどうかを見極めることに合意する可能性もある。さらに、カズンズを獲得するチームがその報酬をどれほど負担するかという問題もあり、それはトレードの内容に影響を与える可能性がある。

現時点で、カズンズはファルコンズのメンバーであり、職場にも姿を現した。それは少なくとも、引き続きペニックスJr.のサポート役を続ける意思があるという良い兆候だ。

【RA】