2人のQBを追加する予定のスティーラーズ、アーロン・ロジャースの状況はドラフト計画に影響せず
2025年04月23日(水) 09:09
2025年NFLドラフトが目前に迫っているが、ピッツバーグ・スティーラーズのクオーターバック(QB)は依然として決まっていない。
アーロン・ロジャースの決断に大きな注目が集まる中、スティーラーズのジェネラルマネジャー(GM)オマール・カーンはQB陣を強化するためにあらゆる手段を検討すると明言した。
カーンGMは現地22日(火)にスティーラーズのドラフト前記者会見で「2週間前にパームビーチで話し合った。キャンプには4人のクオーターバックで臨む」と述べている。
「今、ロースターに抱えているのは2人だ。残りの2人をどのように獲得するかについては、あらゆる選択肢を検討している。(トレーニングキャンプのために)ラトローブに到着する頃には4人を確保していることを保証する」
現在、スティーラーズはベテランのメイソン・ルドルフとスカイラー・トンプソンを擁している。チームは数週間前にロジャースと面談したものの、今のところ進展はないようだ。新人QBを加えるのは理にかなっているが、ドラフト1巡目で指名するのか、もっと後の段階で指名するのかという点が問題となっている。
ロジャースの状況がドラフトでの動きに影響を与えるかと質問されたヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンは「影響はない」と答えた。
一方、スティーラーズが即戦力として起用できると考えたクオーターバックをドラフトで指名した場合、それがロジャースの獲得に影響を及ぼす可能性もある。
トムリンHCは「ドラフトでの動きが、その後の選手獲得に影響を与えることはよくあると思う。今週末の選手獲得がどうなるかはまだ分からない」と述べた。
スティーラーズもロジャースもドラフトの結果を見てから動き出すのかもしれない――あるいは、動き出さないのかもしれない。
2025年NFLドラフトは24日(木)アメリカ東部時間20時【日本時間25日(金)9時】に始まる予定だ。スティーラーズは現在、全体21位指名権を保持している。
【RA】