タイタンズがベテランWRタイラー・ロケットと1年約6億円の契約へ
2025年04月24日(木) 14:11
テネシー・タイタンズが2025年NFLドラフトで最初の指名を行う前に、ベテラン選手を加えてパスキャッチ陣を強化した。
かつてシアトル・シーホークスに所属していたワイドレシーバー(WR)タイラー・ロケットが現地23日(水)にタイタンズへの加入を発表。
ロケットはソーシャルメディアに次のようにつづっている。
「テネシー・タイタンになれることにワクワクしている!! 心の底から感謝している。さあやるぞ!! 神よ、すべての栄光はあなたのものだ!! #Thankful #Grateful #GodGetsAllTheGlory」
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはロケットが最大600万ドル(約8億5,650万円)に上る1年400万ドル(約5億7,100万円)の契約を結ぶと報じている。
10シーズンを経てシーホークスから放出されたロケットは、カルビン・リドリーやトレイロン・バークス、ヴァン・ジェファーソンを擁する経験豊富なワイドレシーバー陣に加わることになった。
ロケットはシーホークスで161試合に出場し、キャッチ661回、8,594ヤード、タッチダウン61回を記録。シーホークスから2015年ドラフト3巡目で指名されたロケットは、リーグ屈指のスロットレシーバーに成長し、クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンやジーノ・スミスにとって信頼できるターゲットとして活躍した。
しかし、2024年シーズンはD.K.メットカーフとジャクソン・スミス・インジグバのダイナミックなコンビが台頭したこともあり、ロケットの成績はわずかに低迷。現在、ロケットとメットカーフはそれぞれ新しいチームに加入し、別々の道を歩んでいる。
タイタンズのヘッドコーチ(HC)ブライアン・キャラハンはクオーターバックのために熟練したベテランレシーバーを確保した。残る疑問は、ロケットにボールを投げるのがウィル・レビスになるのか、それとも新人QBになるのかという点だ。
木曜日に行われるドラフトで全体1位指名権を持つタイタンズは、チームのクオーターバックのために信頼できるターゲットを確保した。
【RA】