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ボイジー州立大学のRBアシュトン・ジェンティが全体6位でレイダースから指名、RB最高位

2025年04月25日(金) 10:23


ラスベガス・レイダースから全体6位でドラフト指名を受けたアシュトン・ジェンティ【AP Photo/Jeff Roberson】

ランニングバック(RB)アシュトン・ジェンティがボイジー州立大学のブルーのフィールドからシルバー・アンド・ブラックへと向かう。

現地24日(木)にアメリカ・ウィスコンシン州グリーンベイで実施されている2025年NFLドラフトの全体6位で、ラスベガス・レイダースがジェンティを指名した。ジェンティは2018年の全体2位だったセイクワン・バークリー以降で、最も高い順位で指名されたランニングバックとなった。

ジェンティについては、数週間にわたってレイダースとのつながりが話題になっていた。新ヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルがジェンティに好感触を抱いていることを示すかたわら、新ジェネラルマネジャー(GM)のジョン・スパイテックも年次ミーティングの場で、息子からジェンティを逃すことがあれば“家族をやめる”と言われたと明かしていた。今回の指名によって、ジェンティは2019年のジョシュ・ジェイコブズ以降で初めて、レイダースがドラフト1巡目で指名したランニングバックとなっている。

ジェンティは昨年にフリーエージェントでグリーンベイ・パッカーズへと去っていったジェイコブスの後釜になると見られる。ジェイコブスを失ったレイダースは、2024年にラッシングヤードでリーグ最下位の1,357ヤードに沈んだ。

2024年のジェンティはランゲームで輝きを見せ、レイダースのトータルランヤードの2倍近い2,601ヤードをマークしている。

2年連続でオールアメリカンのファーストチームに選ばれたジェンティは、全国トップのランニングバックとしてドーク・ウォーカー賞を受賞すると同時に、2024年に総合的な活躍をした選手としてマクスウェル賞の栄誉にも浴した。

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