ニュース

2027年NFLドラフトはワシントンD.C.で開催

2025年05月06日(火) 06:46


ドラフト【NFL】

NFLは現地5日(月)、『2027年NFLドラフト presented by Bud Light』をワシントンD.C.で開催することを発表した。世界中のファンが集い、スポーツ界屈指の注目イベントを祝う場となる。

2027年ドラフトはワシントン・コマンダースおよび地元組織委員会『Events DC(イベンツDC)』の連携のもと、ナショナルモールやペンシルベニア・アベニューといった首都を象徴するランドマークを舞台に行われる予定だ。

ワシントンD.C.でのドラフト開催決定の発表はホワイトハウスのオーバルオフィスにて、ドナルド・J・トランプ大統領立ち会いのもと行われた。

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは「NFLドラフトは国内外のファンを結びつけるビッグイベントになっている。2027年ドラフトを歴史と国家的誇りに満ちたワシントンD.C.で開催できることを非常にうれしく思う。トランプ大統領、コマンダース、イベンツDC、バウザー市長の支援に感謝しながら、次世代のNFLスターたちを祝う忘れがたい体験をお届けしたいと考えている」とコメント。

3日間にわたるイベント期間中、ワシントンD.C.ではライブ音楽を楽しめる『ドラフト・コンサートシリーズ』や、体験型『NFLドラフト・エクスペリエンス』など、地域社会を巻き込んだ各種イベントが開催される予定。ファンはヴィンス・ロンバルディ・トロフィーとの写真撮影やインタラクティブなゲームへの参加、Play 60ゾーンでの子ども向けアクティビティ、NFL限定グッズのショッピング、現役選手やレジェンド選手によるサイン会など、さまざまな体験が楽しめる。

コマンダースの筆頭オーナーであるジョシュ・ハリスは次のように述べた。

「NFLドラフトはスポーツ界でも屈指のビッグイベントだ。そして、ワシントンD.C.にそれを誘致できたことを誇りに思う。数十万人の訪問者と世界中の数百万人の視聴者を引きつけるこのイベントは、市内に雇用や税収、経済効果をもたらす。スポーツが人々を結びつける力を改めて示す場となるだろう。2年前にこの旅を始めて以来、NFCチャンピオンシップの出場、RFKスタジアム帰還への合意、そして今回のドラフト開催決定と、数々の成果を上げてきた。トランプ大統領のリーダーシップ、バウザー市長の協力、グッデルコミッショナーの支援に心から感謝している。2027年、ワシントンにフットボール界を迎え入れるのが楽しみだ。今日という日はDMV地域(D.C.、メリーランド州、バージニア州)にとって特別な日であり、これからの未来に胸が高鳴る」

2015年以降、NFLドラフトはスポーツ界でも屈指の視聴者数を誇るイベントに成長しており、これまで延べ350万人以上のファンが現地でドラフト関連の催しに参加している。2024年にデトロイトで開催されたNFLドラフトでは過去最多となる77万5,000人が来場。今年、グリーンベイで開催された2025年ドラフトには60万人以上が参加し、2019年のナッシュビルに並ぶ歴代2位の動員記録となった。