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ラムズが参加必須のミニキャンプをハワイのマウイ島で実施へ

2025年05月08日(木) 10:47


ロサンゼルス・ラムズのロゴ【NFL】

ロサンゼルス・ラムズは国内でも特に気候の良い地域でプレーしているチームだが、今夏はより温かい地域でトレーニングを行うことになる。

ラムズは来月に参加必須のミニキャンプをマウイ島で実施し、それを皮切りにマウイ島およびハワイへの観光促進を目的としたハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)との提携をスタートさせる。現地7日(水)、ハワイ州知事ジョシュ・グリーンとラムズのケビン・デモフ社長は記者会見で両者の提携について発表した。

“マウイキャンプ”は6月16日(月)から6月19日(木)まで行われる予定だ。ラムズは火曜日と水曜日にワイルクにあるウォー・メモリアル・スタジアムで選手たちと共にフィールドでのチーム活動を行うと見込まれている。このスタジアムは過去にフラボウルの試合が開催された場所だ。さらに、ラムズは週を通してさまざまなコミュニティイベントにも参加する。

デモフ社長は声明で「私たちはハワイを再訪できることと、NFLで初めてミニキャンプをマウイで実施できることに非常に興奮している」と述べ、こう続けた。

「ロサンゼルスとハワイは特別な関係にあり、この歴史的な提携に協力してくれたHTAに感謝している。この遠征は、選手やコーチ、そしてその家族が特別な環境で共に過ごす絶好の機会となるだけでなく、私たちの組織がマウイを本拠地とするユースフットボールプログラムとその選手たちを祝福し、支援する機会にもなる」

この提携は、ラムズがこれまでにハワイのファンとのつながりを深めるために行ってきた取り組みを基盤としている。その一例としては、2019年プレシーズンにダラス・カウボーイズとの対戦をホノルルのアロハ・スタジアムで実施したことが挙げられる。

また、2023年8月にマウイ島で発生した大規模な山火事に対する支援活動の一環として、ラムズがロサンゼルスの他のプロスポーツ組織と共に募金活動を行ったことも、今回の提携につながった。

【RA】