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第59回SBのハーフタイムショー出演者がフィールド上でのデモ行為により軽犯罪で起訴
2025年06月27日(金) 11:46
現地26日(木)、約4カ月半前に行われたスーパーボウルのハーフタイムショーに出演した人物が起訴されたと、ルイジアナ州警察が発表した。“スーダン”や“ガザ解放”と書かれた旗を掲げ、スーパードームのフィールド上を走った行為により、2件の軽犯罪で起訴されている。
警察によると、ズル・カルナイン・クワメ・ナンタンブ(41歳)は警察官への抵抗および合法的な集会の妨害による治安紊乱(ちあんびんらん)の罪で起訴され、弁護士と連携して当局に出頭。オーリンズ教区ジャスティス・センターに収監された。
ナンタンブは、2月9日に行われたラッパーのケンドリック・ラマーによるハーフタイムショーの最中に旗を掲げてフィールド上を走った。その場で拘束されたが、起訴には至らなかった。NFLは当時、ナンタンブに対してリーグのスタジアムおよびイベントへの永久出入り禁止処分を科すと発表していた。
警察の声明によれば、ナンタンブはエキストラとして雇われており、「パフォーマンス中にフィールドに立つ許可は与えられていたが、今回のようなデモ行為を行う許可はなかった」という。
NFLの広報担当ブライアン・マッカーシーは声明を通じ、捜査にあたった関係者に謝意を示しつつ、次のように述べている。
「NFLの試合、ハーフタイムショーを含むすべての要素に対する妨害行為を、われわれは極めて重大に受け止めている。この人物が法の下でしかるべき責任を問われることになり、満足している」
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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