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テキサンズWRホプキンスはサイドラインを割ったか否か?

2016年11月22日(火) 18:07


ヒューストン・テキサンズのディアンドレ・ホプキンス【AP Photo/Eduardo Verdugo】

現地21日(月)、メキシコシティで行われたオークランド・レイダース対ヒューストン・テキサンズ戦(マンデーナイトフットボール)の序盤で下された判定が今、物議を醸している。クオーターバック(QB)ブロック・オズワイラーからのパスをつなげたワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンスがエンドゾーンを目指して走っていた際にサイドラインをかすっていたため、アウト・オブ・バウンズと見なされた一件だ。

試合はレイダースが27対20でテキサンズを下しているものの、このプレーの判定が覆っていれば試合結果が変わっていた可能性を考えると、このプレーの重要性は大きいと言えよう。

リプレー映像ではホプキンスがサイドラインを踏んでいないようにも見える。本来であれば60ヤードタッチダウンパスであったところが、24ヤードゲインで終わってしまったのだ。

NFL審判団副会長のディーン・バランディーノは判定について次のようにコメントしている。

「(ホプキンスの)かかとが白い線を踏んでいるように見える。完全にインバウンドだったとも言えない」

テキサンズのヘッドコーチ(HC)ビル・オブライエンは「罰金を受けたくないので、文句は言わない。まだ私もコーチ3年目だ。しっかりプレーを見直す必要があると思う。せっかくあれだけのカメラもあるわけだしね。なぜ適切な判断ができなかったのかが分からない。ホプキンスが線を踏んでいたとは思わない」と心境を打ち明けた。