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故障者情報:コルツ、QBラックはまだ脳震とうプロトコル中

2016年11月23日(水) 12:32


インディアナポリス・コルツのアンドリュー・ラック【AP Photo/Darron Cummings】

混戦状態のAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区において、非常に重要な選手を欠いたままのインディアナポリス・コルツはかなり不利な状況にいる。

コルツのヘッドコーチ(HC)チャック・パガーノは現地22(火)、記者に対してクオーターバック(QB)アンドリュー・ラックがまだ脳震とうプロトコル中であることを伝えた。先週日曜日、24対17で勝利を飾ったテネシー・タイタンズ戦で脳震とうを発症したラックが火曜日の練習には参加せず、コルツはサンクスギビングデーに行われるピッツバーグ・スティーラーズとの大事な一戦をラック不在で臨むかもしれないという緊急事態を迎えている。

コルツにおけるラックの必要性は誰もが知るところ。現在5勝5敗、AFC西地区でヒューストン・テキサンズに1ゲーム差の後れをとるコルツにとって、このタイミングでのエースQB離脱とはなんとも不運である。少なくとも、木曜日まではコルツに関する新しい情報に敏感に反応すべきだろう。

【その他、22日までに判明している各チーム故障者情報】

1.シカゴ・ベアーズのQBジェイ・カトラーが利き腕の肩関節唇を損傷し、今シーズンに終わりを告げることが分かった。これは22日に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが報じたもの。カトラーは違う見解を期待し、セカンドオピニオンを求めている。

2.シンシナティ・ベンガルズは22日、膝の十字靭帯(じんたい)を損傷したランニングバック(RB)ジオバニ・バーナードの故障者リスト登録を発表。

3.マイアミ・ドルフィンズのディフェンシブエンド(DE)ディオン・ジョーダンが膝の手術から復活し、今週水曜日の練習から参加予定だ。ジョーダンはリーグの薬物規定違反によって2015年は1年間の出場停止処分を受けた。2013年ドラフト全体3位指名の彼は2014年の12月28日以来、試合から遠ざかっている。

4.ミネソタ・バイキングスはサンクスギビングデーに行われる試合をWRの中心的存在であるステフォン・ディッグス(膝)不在のまま戦うことになる可能性がある。彼は22日の練習に参加しなかった。

5.カロライナ・パンサーズはDEライアン・デレアーを故障者リストからの復帰指定選手に指名。デレアーが復帰可能かどうかは今後の3週間の練習期間で判断される。DEマリオ・アディソンが負傷した今、パンサーズはデレアーの一刻も早い復帰を望んでいる。

6.サンフランシスコ・49ersのセーフティ(S)エリック・リード(二頭筋断裂)が手術に成功。リードは自身の『Instagram(インスタグラム)』上でも手術成功の報告を行った。 

7.バッファロー・ビルズのWRサミー・ワトキンスが今週末のジャクソンビル・ジャガーズ戦で復帰する可能性がある。HCレックス・ライアンは月曜日、「サミーは少しくらいならプレーできるものと思っている」と語った。故障癖のある足のリハビリのため、故障者リストに登録されていたワトキンスは9月15日以来、試合から遠ざかっている。