ペイトリオッツQBブレイディ、新人WRミッチェルを絶賛
2016年11月23日(水) 12:54ニューイングランド・ペイトリオッツからドラフト上位で指名を受けた選手が大成した話を耳にしなくなってしばらく経つ。そこにはアーロン・ドブソン(2013年、2巡目)、ジョシュ・ボイス(2013年4巡目)、テイラー・プライス(2010年3巡目)、ブランドン・テイト(2009年3巡目)、チャド・ジャクソン(2006年2巡目)、べゼル・ジョンソン(2003年2巡目)らが含まれる。
2002年のディオン・ブランチ以降、トム・ブレイディの期待に応えるようなドラフト中、上位指名のWRは出てこなかった。そんな中、新星のごとく現れた新人マルコム・ミッチェルがこの流れを断ち切るかもしれない。
ブレイディは今週、『ESPN』に対して「マルコムがこのチームに入った時から良い意味で驚かされてきた。彼は周りの人を巻き込むのがうまく、誰と組んでも成長している。本当に素晴らしいことだと思う」と語った。
現地20日(日)に行われたサンフランシスコ・49ers戦、ドラフト4巡目指名のミッチェルはタッチダウンを決めた際の56ヤードのキャッチとランを含む、4キャッチ、98ヤードをマーク。
ブレイディは月曜日、『WEEI』に対して新人ミッチェルの用意周到さ、知性、冷静さ、論理、そして大きな手について絶賛し、ESPNのマイク・レイスに対して「彼の手はすごく大きい。レシーバーとして、あんなに大きい手の選手はそうそういない。グロンコウスキーとも張ると思う。マルコムはキャッチに関して自信に溢れているし、ボールが手の中でぶれる心配もないから、キャッチした後のランにも良い影響がある。相手のディフェンシブバックからだってボールをもぎ取れるくらいだ」とのコメントを残した。
大きな手を見くびるなかれ。それはどんなボ―ルでもキャッチしてくれるのではないかという安心感や余裕さえもQBに与えるのだ。
ミッチェルは先週、負傷で先発から外れたWRクリス・ホーガンの代役として出場。ブレイディの信頼を得た今、ミッチェルにはより多くの出場機会が巡ってくるだろう。
ペイトリオッツのドラフト指名失敗の連続は、ミッチェルの出現によってようやく終わりを告げるのかもしれない。