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バッカニアーズが2025年ホーム初戦で1976年当時のユニフォームを着用

2025年07月16日(水) 09:55

【NFL】

タンパベイ・バッカニアーズは、まるで1976年であるかのように2025年の幕開けを迎える。

現地15日(火)、バッカニアーズは2025年シーズンのホーム初戦で1976年当時のユニフォームを復刻して着用することを発表した。対戦相手はニューヨーク・ジェッツで、試合は9月21日(日)に開催される予定だ。

「われわれの伝統を築いてきた者たち──そして、これからその未来を切り拓いていく者たちへ」

2009年以降、クリームシクルカラーの復刻ユニフォームはたびたび試合で使用されてきたが、今季はそのデビューシーズン以来、初めて創設当初のユニフォームが試合で着用されることになる。

今回の復刻は、チームがNFL参入50シーズン目を迎えることを記念したものだ。

チーフオペレーティングオフィサー(COO)のブライアン・フォードは声明の中で次のように述べている。

「1976年のジャージーはバッカニアーズの歴史の一部を象徴し、このフランチャイズを築き上げてきた、世代を超えたファンと選手たちへの敬意を表するものだ」

「50回目のシーズンの幕開けにあたり、1976年のジャージーと、それが象徴する伝統を再び紹介できることを誇りに思う。このジャージーは、初期のファンから今の世代のファンまですべてのバッカニアーズファンが、1976年に始まり、今もなお綴られ続けている物語の一部であることを思い出させてくれる存在だ」

チームは初代の白ジャージーをわずか1シーズンしか着用しておらず、オレンジ色の番号は赤で縁取られている。このジャージーには、当時の白いヘルメット、白いパンツ、ストライプ入りのソックスが組み合わされる。

バッカニアーズはジャージーの襟の内側に“Hey! Hey! Tampa Bay!(ヘイ!ヘイ!タンパベイ!)”というフレーズを刺繍であしらった。これは、チームが初の勝ち越しシーズン(10勝6敗)を達成し、プレーオフに進出した1979年に初めて登場したファイトソングへのオマージュだ。

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