元イーグルスLBブレイマンが希少かつ進行の早いがんにより38歳で死去
2025年07月18日(金) 12:55
フィラデルフィア・イーグルスが初のスーパーボウル制覇を果たした際、スペシャルチームの中核を担っていたラインバッカー(LB)ブライアン・ブレイマンが、希少かつ進行の早いがんにより死去した。享年38歳だった。
ブレイマンは今年初めにがんと診断され、ここ数カ月の間に複数回の手術を受けて治療に努めていた。チームが発表した声明によると、現地17日(木)の朝に亡くなったという。
チームは次のようなコメントを発表している。
「ブライアン・ブレイマンの訃報に接し、深い悲しみに包まれています。フィラデルフィアでの4シーズンにおいて、ブライアンは忠実なチームメートであり、地域社会への貢献者であり、第52回スーパーボウル優勝チームの貴重な一員でした。なによりも、彼は家族と周囲の人々を深く愛する献身的な父親でした。この困難な時期に、ブライアンのご家族と彼の死を悼むすべての方々に心よりお悔やみを申し上げます」
2011年にドラフト外フリーエージェント(FA)としてヒューストン・テキサンズに入団したブレイマンは、NFLで7シーズンにわたりプレーした。最初の3シーズンをテキサンズで過ごし、その後の4シーズンはイーグルスに所属している。イーグルスがニューイングランド・ペイトリオッツを41対33で下し、チーム初のスーパーボウル制覇を果たした2018年2月4日の試合が、ブレイマンにとって最後の試合となった。この試合前、ブレイマンはロッカールームで熱のこもったスピーチを行っている。
ブレイマンはキャリア通算97試合に出場し、タックル56回、サック1.5回、ファンブルリカバー2回を記録した。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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