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背中の痛みを抱えながらトレーニングキャンプに臨むラムズQBスタッフォード

2025年07月23日(水) 09:49

ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【Brooke Sutton via AP】

一定の年齢を超えた多くの男性と同様に、マシュー・スタッフォードも背中の痛みを抱えている。

ロサンゼルス・ラムズの選手たちがトレーニングキャンプに集合した現地22日(火)、ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイはクオーターバック(QB)スタッフォードが制限を受けつつ、別メニューで練習に臨む予定だと明かした。このケガが重大な問題になることはないと軽視しているマクベイHCは、次のように述べている。

「マシューは調子が良い。背中に少しずつ出てきた痛みはあったが、ボールを投げているし、調子も良い。特に新しい症状ではなく、これまでも経験してきたことだ」

「17年目を迎える彼には、修正を加えたアプローチを取ろうと思っている。それは、オフシーズンプログラムで採用したものに似ていて、彼が単独で練習に取り組み、できるだけ良い状態に持っていき、5日間の順応期間を終えた後の第2ブロックに向けて準備を整えられるようにするものだ。彼も私もそれに満足しているし、結局は彼が17年目を迎えるにあたり、精神的、身体的、感情的にできるだけ良い状態でいられることが大事だ」

37歳という年齢を考えれば、スタッフォードが若いチームメイトよりもトレーニングキャンプに向けて準備期間を少し長く必要とするのは驚くべきことではない。現在の状況は、2022年のオフシーズンに長引く肘の問題に悩まされた結果、腕に疲労が生じ、キャンプへの参加が制限されたときほど深刻ではなさそうだ。

マクベイHCがスタッフォードに対して5日間のタイムラインを設定したことは、チームがこの問題を軽微なものと見なしていることを示している。もしスーパーボウル優勝経験のあるスタッフォードが予定通りに復帰しなければ、驚きの声が上がるだろう。

【RA】