ニューオーリンズ・セインツがフランチャイズ史上2度目となる第3のユニフォームを導入する。

セインツは現地22日（火）、“Gameday Golds（ゲームデー・ゴールド）”と名付けられたオルタネートユニフォームを公開した。

「ゴールドが時代を超える」

What's Gold is New Again.#Saints | @CaesarsEnt pic.twitter.com/7qnkMZrSUO

— New Orleans Saints (@Saints) July 22, 2025

セインツは創設以来、ホワイトまたはブラックのジャージのみを着用してきたが、例外が1試合だけある。2002年シーズン第15週、ミネソタ・バイキングスに32対31で敗れた試合だ。当時、NFL全体でサードジャージの導入が進む中、セインツはゴールドのヘルメット、ゴールドのジャージ、ブラックのパンツという組み合わせで登場した。

スーパードームの照明の下でひときわ目を引いたそのジャージだったが、試合後はお蔵入りに。そして23年の時を経て、ついに復活を果たすこととなった。今回はナイキ製のトップスとして再登場し、袖口のゴールドがブラックに変更されるという小さなアップデートが施されている。

このオフシーズン、セインツはファッション面でも活発に動いている。7月上旬には、スローバック風のホワイトのカラーラッシュユニフォームと組み合わせるホワイトのオルタネートヘルメットを初披露。これに伴い、これまでオールホワイトのオルタネートユニフォームと組み合わせていたブラックのオルタネートヘルメットは一時的に使用を見合わせていたが、今回のゴールドジャージー復活により再び役割を得ることになった。

セインツは、ゴールドのストライプ内に小さなフルール・ド・リス（ユリの紋章）があしらわれたブラックのヘルメットを、ゴールドのジャージとブラックのパンツと組み合わせて着用する予定だ。ブラックとゴールドの要素を融合させたこの新たな装いは、通常とは異なる趣を持ちながらも、洗練された印象を与えるデザインに仕上がっている。

2025年シーズン、セインツは多彩なユニフォームバリエーションを展開する。通常のホームおよびアウェイ用のブラックとホワイトのユニフォームに加え、無地のホワイトパンツ、無地のブラックパンツ、そして幅広のブラックストライプが入った従来のゴールドパンツを自由に組み合わせて着用可能。さらに、ホワイトとブラックのオルタネートヘルメットを用いた2種類のコーディネートも用意されている。

なお、チームはゲームデー・ゴールドを2025年のどの試合で着用するかは明らかにしていない。しかし、NFLが今季からユニフォームの多様化に関するルールを緩和したこともあり、このユニフォームが複数の試合で登場する可能性は十分にある。

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