シーディー・ラムと自分はカウボーイズのマリオブラザーズだとWRジョージ・ピケンズ
2025年07月24日(木) 09:46
ダラス・カウボーイズがチームの“マリオ”であるワイドレシーバー(WR)シーディー・ラムにとっての “ルイージ”をついに見つけた。
カリフォルニア州オックスナードで行われているトレーニングキャンプの場で、カウボーイズに新たに加わったワイドレシーバー(WR)のジョージ・ピケンズが、自分とラムを『任天堂』の有名兄弟にたとえている。
自分とラムがNFLで最高のワイドアウトコンビになれるか尋ねられたピケンズは「ああ、もちろん」と返答。
「プレースタイルが違うタイプのね。長い間、たくさんの人がいろいろなスタイルでプレーしているけど、シーディーは1つの特定のタイプで、俺もまた別のタイプ。だから、俺たちが一緒になれば、マリオブラザーズみたいなもの。俺たちに特別なことができるのは間違いない」
ラムは間違いなくNFLでトップ5のレシーバーに入る。カウボーイズがトップのペアをどう組むか――現時点ではジャマール・チェイスとティー・ヒギンズが議論の筆頭になっている――は、ピケンズがダラスの初年度でどれほどの実績を残せるかによるだろう。キャリア最初の3シーズンで、ピケンズは計り知れない才能の片りんを見せてきたものの、安定性には欠けていた。
24歳のピケンズは火曜日に、自分がヘッドコーチ(HC)ブライアン・ショッテンハイマーのオフェンスにどうはまるかが楽しみだとコメントしている。
おそらくピッツバーグ時代への当てつけを込め、ピケンズは「ああ、確実にもっといいプレーができるだろうから、すごくワクワクしている」と話した。
ピケンズのピッツバーグでのフラストレーションについて異論をはさむのは難しい。クオーターバック(QB)ケニー・ピケットを筆頭とする、マット・カナダの力不足のオフェンスの中で、ピケンズは2シーズンを送ってきた。QBラッセル・ウィルソンとHCアーサー・スミス時代に移った昨年でさえ、ピケンズの出番はライン際のルートやフィフティ・フィフティのボールに限定されてきた。特にキャッチ後にヤードを稼げるような中央や中距離でのチャンスは少なかった。
契約最終年に入っているピケンズは、ラムの隣でより多様なルートツリーをたどるチャンスを得るはずだ。それによって可能性が広がるのか、それとも明白な2番手になってしまうのかに注目だ。
【A】