ブラウンズが“アルファ・ドッグ”スタイルの一環として史上初となる茶色のヘルメットを公開
2025年07月24日(木) 10:49
クリーブランド・ブラウンズが今シーズン、その愛称を新たな形で受け入れようとしている。
現地23日(水)、ブラウンズが“アルファ・ドッグ”と名付けた単色ユニフォームの一部として茶色のオルタネート(代替)ヘルメットを発表した。
「タフさと競争力を備える作り」
Built to be tough and competitive@DUDEwipes | #DawgPound pic.twitter.com/yk9b1ZPTQx
— Cleveland Browns (@Browns) July 23, 2025
ブラウンズのJ.W.ジョンソン執行副社長は現地23日(水)に発表した声明で次のように述べている。
「“アルファ・ドッグ”はクリーブランド・ブラウンズとして私たちが目指す姿、つまり群れを率いるリーダーを体現している。この新しいオルタネートヘルメットと、象徴的なオレンジ色のヘルメットから変更し、当組織の一部であるブラウンという色の豊かな歴史に敬意を表すことに、私たちはワクワクしている。このオールブラウンのヘルメットとユニフォームの組み合わせを、9月21日にハンティントン・バンク・フィールドで初めて着用し、2025年シーズンを通じて“アルファ・ドッグ”のマインドを貫くことを楽しみにしている」
新しい茶色のヘルメットは、2015年から2023年まで使用されていた主要なオレンジ色のヘルメットと同様にマット仕上げとなっている。ブラウンズは2024年にメインヘルメットを光沢仕上げに戻したが、オルタネートヘルメットにはフラット仕上げを採用。中央にはオレンジ、ブラウン、オレンジと3本のストライプを施し、フェイスマスクは茶色にしている。長年の伝統に則り、ヘルメットにロゴは含まれていない。
ブラウンズが茶色のヘルメットを着用するのは史上初のことであり、オールブラウンのオルタネートユニフォームの特徴的な要素となっている。それは、新しいヘルメットと、既存のカラーラッシュユニフォーム――2018年に初登場した、簡素化されてストライプが入っていないもの――を組み合わせたものだ。
各チームがヘルメットの選択肢を増やすことをリーグが認めたおかげで、ブラウンズは白のヘルメットを維持することになる。これにより、1946年のスローバックユニフォームを基にし、好評を博したオールホワイトのオルタネートユニフォームは、2025年も引き続き使用可能となる見込みだ。
ブラウンズは今シーズン、オールブラウンの“アルファ・ドッグ”スタイルを本拠地での3試合で披露する。その試合とは、シーズン第3週のグリーンベイ・パッカーズ戦、シーズン第7週のマイアミ・ドルフィンズ戦、シーズン第14週のテネシー・タイタンズ戦だ。
【RA】