NFLが現地5日（火）、ミネソタ・バイキングスのワイドレシーバー（WR）ジョーダン・アディソンがリーグの薬物乱用に対するポリシーに違反したとして、2025年シーズン最初の3試合で出場停止処分を科すと発表した。

アディソンが2024年に飲酒および薬物の影響下での運転（DUI）の疑いで逮捕された件について、より軽い罪状に対して異議を唱えない姿勢を示すことで決着をつけた後に、今回の処分が下されている。

アディソンはトレーニングキャンプのすべての活動に制限なく参加でき、プレシーズンゲームへの出場も認められている。ただし、レギュラーシーズンが始まると、今回の出場停止処分の規定により、3週間にわたってチーム施設への立ち入りが禁止される。

2023年ドラフト1巡目指名を受けた南カリフォルニア大学（USC）出身のアディソンは、バイキングスでの2シーズンでレシーブ133回、1,786ヤード、タッチダウン19回を記録。1,000ヤード超えは達成していないものの、スターWRジャスティン・ジェファーソンに次ぐ、質の高い第2のオプションとしての地位を確立している。

バイキングスは2024年ドラフト1巡目で指名したクオーターバック（QB）J.J.マッカーシーを新たに先発に据えるが、2025年シーズン最初の3週間はアディソンが不在のため、パス攻撃でいかにボールを前進させるかが課題となる。

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