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ラムズQBスタッフォード、椎間板の状態悪化もシーズン初戦出場に期待

2025年08月07日(木) 08:59

ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【AP Photo/Eric Thayer】

ロサンゼルス・ラムズのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードは、当初“背中の痛み”と表現されていた症状により、トレーニングキャンプの練習をはたから見守っている。

より具体的には、スタッフォードは椎間板の状態の悪化に苦しんでいると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地6日(水)に報じた。スタッフォードはその治療として硬膜外注射を受けている。

チームはスタッフォードの状態を週ごとに見守りながら慎重に対応しているが、シーズン初戦には復帰させることを計画しているとラポポートはつけ加えた。

ラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイは7月22日に初めてスタッフォードのケガについて言及して以来、あまり深刻に捉えていない様子を見せてきたが、シーズンが近づくにつれて懸念が高まっている。

37歳のスタッフォードはトレーニングキャンプを通してチーム練習に参加していない。

スタッフォードが不在の場合、ジミー・ガロポロが先発を務めることになる。

かつてデトロイト・ライオンズのスター選手として活躍し、ラムズでスーパーボウル制覇も経験したスタッフォードの調子がどう進展するかは、練習の中で引き続き注目されるだろう。ラムズは土曜日にダラス・カウボーイズとのプレシーズン初戦を迎えるが、マクベイHC率いるチームは例年、2番手の選手すら出場させず、ましてや先発選手を起用することはほとんどない。

ラムズでの5シーズン目を迎えるキャリア16年目のスタッフォードの状況は少し明らかになったが、今後も注目は続くだろう。

ラムズはレギュラーシーズン初戦として9月7日(日)にヒューストン・テキサンズを迎え撃つ予定だ。

【RA】