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チーフスWRライスの懲戒審問は現地9月30日に実施へ

2025年08月15日(金) 09:58

カンザスシティ・チーフスのラシー・ライス【AP Photo/Charlie Riedel】

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地14日(木)に報じたところによると、カンザスシティ・チーフスのワイドレシーバー(WR)ラシー・ライスは、2024年に起こした事故で2つの第3級重罪に問われたことに関する処分について、9月30日(火)にNFLの懲戒審問を受けることになったという。

ラポポートとペリセロによれば、ライスの審問は、リーグとNFLPA(NFL選手会)が出場停止期間について合意に至らなかったため、実施されることになったという。ライスの懲戒審問を担当するのは、2022年にクリーブランド・ブラウンズのクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンの処分を下した経歴を持つスー・L・ロビンソン判事だ。

ライスは7月に30日間の禁固刑を言い渡されたことを受け、リーグの個人行動規範に基づいて処分を受ける可能性がある。当局によると、ライスともう1人の運転手は2024年3月30日にダラス近郊の高速道路でスポーツカーを高速で走らせ、複数の車両を巻き込む玉突き事故を起こし、複数の負傷者を出したという。

検察は、ライスがランボルギーニ・ウルスのSUVを時速約191kmで運転中に“複数回にわたって無謀な運転操作”を行い、他の車両に衝突したと明かしている。さらに事故後、ライスは巻き込まれた人たちの安否を確認せず、徒歩で現場から逃走したとされている。

ライスは昨季、9月にシーズン終了につながる膝のケガに見舞われる前に4試合に出場し、今月はチーフスのトレーニングキャンプに参加している。

【RA】