チャージャーズWRジョンストンがラムズ戦で脳振とう、念のため病院へ搬送
2025年08月17日(日) 17:49
現地16日(土)のプレシーズンゲーム中、3プレー目でロサンゼルス・チャージャーズのワイドレシーバー(WR)クエンティン・ジョンストンが大きなヒットを受け、カートでSoFiスタジアムを後にした。
チャージャーズは23対22でロサンゼルス・ラムズに敗北。試合後、ヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボーはジョンストンが脳振とうを起こしたと説明した。
試合序盤、クオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートのパスを受けようと、サイドラインの深いルートを走っていたジョンストンは、ラムズのセーフティ(S)タナー・イングルに強くヒットされた。
ジョンソンはあおむけに倒れ、両腕を突っ張った状態でしばらく動かなかった。ラムズの医療スタッフが駆けつけ、すぐに助けを求める合図を出した。
「クエンティンは脳振とうを起こした。決していいことではない」とハーボーHCは述べた。「だが、あの時の状況を見ると、もっと悪い状態もあり得た。彼は詳しい検査のために(病院に)搬送されたが、話ができる状態だった。プレーの記憶もあった。動きに問題もなかった。だから、そういう意味では幸いだったよ」
2023年にチャージャーズから1巡目指名されたテキサスクリスチャン大学出身のジョンストンに医療スタッフが処置を施す間、両チームの選手たちはひざまずいてそれを見守っていた。やがてジョンストンは腕と脚を動かして上体を起こし、その後は自力で立ってカートまで歩いてフィールドを去った。
昨シーズン、ジョンストンは55回のキャッチで711ヤードを獲得、8回のタッチダウンを決めている。今シーズンはチャージャーズで先発を務めると予想されている。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
【M】