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イーグルスがテキサンズからWRジョン・メッチー三世を獲得、TEブライアントと来季ドラフト指名権とトレード

2025年08月18日(月) 06:47

ヒューストン・テキサンズのジョン・メッチー三世【AP Photo/Abbie Parr】

フィラデルフィア・イーグルスが再び動いた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地17日(日)に報じたところによると、イーグルスがタイトエンド(TE)ハリソン・ブライアントと2026年ドラフト5巡目指名権を差し出すとともに、ヒューストン・テキサンズからワイドレシーバー(WR)ジョン・メッチー三世と来季のドラフト6巡目指名権を獲得したとのこと。

両チームはすでに2026年のドラフト指名権を引き換えにトレードを実行しており、それを再度、交換する格好となった。3月のトレードではコーナーバック(CB)C.J.ガードナー・ジョンソンがイーグルスからテキサンズへ。ガード(G)ケニヨン・グリーンがテキサンズからイーグルスに移動している。

2022年ドラフト2巡目指名でNFL入りしたメッチー三世だが、テキサンズでワイドレシーバーのポジションに定着することはかなわなかった。ルーキーイヤーは急性前骨髄球性白血病と診断されて欠場を余儀なくされ、その後の2シーズンは合計29試合に出場したうちの3試合に先発、キャッチ40階、412ヤード、1タッチダウンを記録している。

昨季はステフォン・ディッグスが加入したことから、4度のプロボウル選出経歴を持つディッグスがACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を負傷するまで出場機会が限られた。今シーズンもフリーエージェント(FA)として契約したクリスチャン・カークやドラフト指名のジェイデン・ヒギンズとジェイリン・ノエルらが加わっており、テキサンズは他にスター選手のニコ・コリンズや足首のケガから復帰したタンク・デルといった分厚いデプスチャートの選択肢を持ってシーズンに挑む。

テキサンズはさらに、ブレビン・ジョーダンのシーズン終了となる負傷を受けて、98回のレシーブで877ヤードを稼ぎ、10回のタッチダウンを記録した非常に有用なタイトエンドのブライアントも獲得している。ブライアントはダルトン・シュルツ、ケイド・ストーバー、アーブ・スミスが属するポジショングループでジョーダンの代役を務める。

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