マイアミ・ドルフィンズがエッジラッシャーの補強をまだ続けている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによると、ドルフィンズがベテランアウトサイドラインバッカー（OLB）マット・ジュードンと1年契約を結ぶという。契約金額は最大600万ドル（約8億8,770万円）になるとNFLネットワークのトム・ペリセロが報じている。

ボルティモア・レイブンズ（2016年から2020年）とニューイングランド・ペイトリオッツ（2021年から2023年）での在籍期間に合わせて4回プロボウルに選出された経歴を持つジュードンは、ペイトリオッツが2024年シーズンに元ヘッドコーチ（HC）ジェロッド・メイヨの下で悪夢のようなシーズンを過ごす前にチームを離れ、8月中旬にトレードでアトランタ・ファルコンズに移籍した。その1年後に職を失ったジュードンは、現地18日（月）にドルフィンズを訪問し、マイク・マクダニエルHC率いるチームへの入団を決めたようだ。ドルフィンズはすでにこのポジション（ブラッドリー・チャッブ、チョップ・ロビンソン、ジェイラン・フィリップスなど）に多額の投資を行っているが、さらなる補強を検討していた。

ジュードンは昨季、エッジの補強を切実に必要としていたファルコンズでサック5.5回を記録したが、ペイトリオッツに在籍していた2021年（サック12.5回）と2022年（15.5回）に達成した2ケタのサックには届かなかった。ドルフィンズはジュードンがすぐにペイトリオッツ時代の調子を取り戻すことを期待しておらず、守備コーディネーター（DC）アンソニー・ウィーバーのスキームでローテーションの一角を担うことを求めているだけだろう。

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