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【2016年第12週】試合後半に逆転したビルズが6勝目をゲット

2016年11月28日(月) 11:46


バッファロー・ビルズのルショーン・マッコイ【AP Photo/Jeffrey T. Barnes】

現地27日(日)、本拠地ニューエラ・フィールドにジャクソンビル・ジャガーズを迎えたバッファロー・ビルズは先制を許すも中盤以降に巻き返し、28対21でジャガーズを下して今季6勝5敗と成績を伸ばした。

立ち上がり、敵陣に前進したジャガーズのクオーターバック(QB)ブレイク・ボートルスが自らボールを持って27ヤードを駆け抜けた後、ランニングバック(RB)クリス・アイボリーが14ヤードのランを追加してゴール前10ヤード内に進入。ビルズのペナルティで残り2ヤードに迫ると、最後はアイボリーが自ら持ち込んでタッチダウンを決めている。その後はパントの応酬が続き、両チームともなかなか得点できない時間が続く。

前半残り1分を切って、ビルズのQBタイロッド・テイラーがオフェンス陣を引き連れてジャガーズ陣地に突き進み、RBルショーン・マッコイが7ヤードのタッチダウンランを走った。しかし、エキストラポイントに失敗して同点には持ち込めず、ジャガーズが1点リードの7対6で前半を折り返している。

第3クオーター開始直後、マッコイが中央を駆け抜けること75ヤード。相手ディフェンス陣を一切寄せ付けずにタッチダウンを決めた。ここではエキストラポイントが決まってビルズが逆転に成功する。しかし、ジャガーズも直後のドライブでQBボートルスがエンドゾーンに走り込んでいたWRマーキス・リーにパスをヒットさせ、タッチダウンが決まった。勢いに乗るビルズはテイラーがサイドラインを走るWRサミー・ワトキンスに完璧なパスを投げて62ヤードゲイン。これで一気に敵陣深くに達したビルズはQBテイラーがショットガンから自力でボールをねじ込んでタッチダウンを確保した。

しかし、次のドライブでジャガーズもテンポ良くビルズ陣地に前進し、ゴール手前12ヤードの位置から始まった第4クオーターでQBボートルスからWRアレン・ハーンズを狙ったパスが通り、リードを広げたいビルズにジャガーズが食らいつく。ただ、このプレーでハーンズがハムストリングを負傷して戦線離脱を余儀なくされた。さらにジャガーズは守備陣が踏ん張りきれず、ビルズQBテイラーが投げたパスをエンドゾーンのフロントコーナーでWRジャスティン・ハンターがジャンピングキャッチ。ビルズは2ポイントコンバージョンも成功させている。逆転の機会をうかがうジャガーズだったが、試合時間残り3分25秒でボールはビルズに渡り、そのまま試合終了を迎えた。

ビルズQBテイラーはパス18回中12回成功、166ヤード、1タッチダウン。RBマッコイは103ヤードを走り、2タッチダウンを決めている。

ジャガーズQbボートルスは26回中13回のパスを成功させて、126ヤード、2タッチダウンだった。