マイアミ・ドルフィンズのクオーターバック（QB）ライアン・タネヒルは攻撃陣のレギュラー選手3人を欠きながらも懸命に奮闘した。そのうち1人はタネヒルにとって1番のターゲットであったが、後半が始まってすぐに負傷して試合から離脱している。

現地27日（日）に行われたサンフランシスコ・49ers戦の第3クオーター、ドルフィンズのワイドレシーバー（WR）デバンテ・パーカーがキャッチをコンプリートしたプレーは49ers側からのチャレンジを受けた。判定が覆されてパスインコンプリートとなったこのプレーでパーカーが負傷。試合から離脱した彼はそれまでに、3キャッチ、64ヤードをマークしていた。

パーカーが途中で離脱したものの、チームはなんとかリードを守って31対24で勝利を収めている。

【その他、27日までに判明している各チーム故障者情報】

1．バッファロー・ビルズのコーナーバック（CB）ロナルド・ダービーはジャクソンビル・ジャガーズのランニングバック（RB）クリス・アイボリーにタックルしてよろめいた。このプレー後、ダービーは自らの足でロッカールームへと向かった。彼は試合に戻らず、現在は脳震とうプロトコル入りしている。WRウォルト・パウエル（足首）は試合途中に除外された。

2．ニューヨーク・ジェッツはクリーブランド・ブラウンズ戦で脳震とうを発症したセーフティ（S）ナット・バーヘとラインバッカー（LB）マーク・ハーツリッチを試合から除外。

3．49ersはWRクイントン・パットン（脳震とう）はドルフィンズ戦に復帰しなかった。

4．胸部の負傷でクエッショナブル登録されていたカロライナ・パンサーズのCBレナード・ジョンソンはオークランド・レイダース戦にアクティブ登録。

5．先週の金曜日にクエッショナブル登録されていたレイダースのCBデービッド・エマーソン（膝）はパンサーズ戦にインアクティブ登録。

6．アトランタ・ファルコンズのディフェンシブエンド（DE）エイドリアン・クレイボーンはアリゾナ・カーディナルス戦で膝を負傷し、試合から離脱。

7．シンシナティ・ベンガルズのセーフティ（S）ジョシュ・ショーは足首を負傷し、試合に復帰しなかった。

8．アリゾナ・カーディナルスのWRジョシュ・ブラウン（ハムストリング）がファルコンズ戦で試合から離脱し、復帰することはなかった。CBパトリック・ピーターソンは試合後、自身の膝に関しては“今も痛みがある”としたが、今後の試合も出続けたいと語った。　

9．ジャガーズのWRアレン・ハーンズはビルズ戦の後半にハムストリングを負傷し、試合から離脱した。

10．ニューイングランド・ペイトリオッツのタイトエンド（TE）ロブ・グロンコウスキーはニューヨーク・ジェッツ戦の第4クオーター、背中を負傷して試合から離脱。チームは彼の復帰がクエッショナブルであると公表したが、後に除外が明かされている。

11．シカゴ・ベアーズのヘッドコーチ（HC）ジョン・フォックスは、テネシー・タイタンズ戦でラインバッカー（LB）ダニー・トレバサンが膝に重度のケガを負ったものとした。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートはトレバサンが膝十字靭帯（じんたい）を負傷したと報じている。トレバサンは28日、MRIを撮影して膝の精密検査をする。