ジェッツがバイキングスとのトレードでベテランDTハリソン・フィリップスを獲得
2025年08月21日(木) 12:01
ニューヨーク・ジェッツがトレードを通じて、ディフェンシブラインの内側を強化し続けている。
ジェッツが2026年ドラフト6巡目指名権および2027年ドラフト6巡目指名権と引き換えに、ミネソタ・バイキングスからディフェンシブタックル(DT)ハリソン・フィリップスと2027年ドラフト7巡目指名権を獲得すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じた。
ジェッツは現地20日(水)にディフェンシブタックルを獲得するトレードを2つ成立させており、フィリップスの前に、クリーブランド・ブラウンズからジョウォン・ブリッグスを獲得していた。
スタンフォード大学出身のフィリップスは、2022年から2024年までバイキングスのディフェンシブラインの内側を守っていた。フィリップスはキャリア最初の4年間をバッファロー・ビルズで過ごした後、2022年に3年1,950万ドル(約28億7,327万円)の契約をバイキングスと締結した。
7年のキャリアを通じて安定的に活躍してきたフィリップスは、1シーズンを除くすべてのシーズンで10試合以上に出場しており、直近の4年間ではすべて50回以上のタックルを記録している。
また、フィリップスは本拠地と呼んできた地域にも深く溶け込み、キャリアの中で3回、ウォルター・ペイトン・マン・オブ・ザ・イヤーにノミネートされてきた。
2024年に結んだ契約があと2年残っているフィリップスは、新ヘッドコーチ(HC)アーロン・グレンの下でプレーオフ進出を目指すジェッツに加入する。
一方、ベテランのワイドレシーバー(WR)を獲得したいと考えているバイキングスは、フィリップスのトレードにより、今年と来年のサラリーキャップスペースにいくらか余裕を持つことになった。
【RA】