昨年春にチーフスHCリードのオフィスに銃弾が撃ち込まれたとの報道
2025年08月21日(木) 13:36
『Kansas City Star(カンザスシティ・スター)』が現地20日(水)に報じたところによると、カンザスシティ・チーフスのヘッドコーチ(HC)アンディ・リードが昨年春、チームの練習施設にあるオフィスにいた際、その部屋に銃弾が撃ち込まれたという。
カンザスシティ・スターは複数の情報筋の話をもとに、リードHCが2024年5月初旬にオフィスで1人で仕事をしていたところ、建物の外から放たれた銃弾がガラスを貫通し、窓とブラインドに穴が空いたと報じている。その弾はオフィスの入り口のドアと洗面所の間の壁に埋まった。チームはその後、防弾ガラスを設置している。
カンザスシティ・スターによると、施設にはさらに2発の銃弾が当たり、そのうち1発は3階に、もう1発は屋外の空調装置に命中したという。組織内でこの事件を知っていた人はほとんどいなかった。
チーフスの広報担当者は水曜夜、『Associated Press(AP通信)』の取材に対してコメントを控えた。
この事件はリードHCがチーフスをスーパーボウル連覇に導き、5年間で3度目のタイトルを獲得してからわずか数カ月後に発生している。チーフスは昨季もAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)を制したが、スーパーボウルでフィラデルフィア・イーグルスに敗れた。
リードHCはチーフスでの12シーズンとイーグルスでの14シーズンで通算273勝146敗1分の成績を残している。また、ヘッドコーチとしての通算勝利数では、ドン・シュラ、ジョージ・ハラス、ビル・ベリチックに次いで歴代4位につけている。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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