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背部の問題に対処するために「できることはすべてやっている」とラムズQBスタッフォード

2025年08月22日(金) 09:58

ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【Kevin Terrell via AP】

2025年レギュラーシーズンの開幕が近づく中、背中の痛みを抱えるロサンゼルス・ラムズの先発クオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードは回復に向かっている。

37歳のスタッフォードは今週を通して練習に参加し、現地8月21日(木)には、9月7日(日)にヒューストン・テキサンズと対戦するレギュラーシーズン初戦に向けて“あらゆる手を尽くしている”と語った。

スタッフォードは報道陣に「できることはすべてやって、できるだけ調子を上げようとしている」とコメント。

「本当に、できることはすべてやっている。自分自身の助けになるよう、リサーチもたくさんした。ここ数日の練習でかなり調子が良いのはうれしい。初日は予想していたよりも少しだけ多くのことができたし、あとは日々を積み重ねていくだけだ」

スタッフォードは夏に行われたトレーニングセッション中に背部に不快感を覚えたことから、トレーニングキャンプ序盤の大半を欠席してきた。ベテランQBのスタッフォードは現在も不快感が残っているかどうかや、シーズン第1週の出場可能性について明言を避けている。

『Los Angeles Times(ロサンゼルス・タイムズ)』によると、スタッフォードは「そういう質問には答えない。日毎の経過観察になるんじゃないかな。俺はとにかく次の練習に参加できるよう、できる限りのことをやっているだけだ」と語ったという。

復帰に向けてはラムズの施設に停まっている“回復および活性化”用の移動車両も利用されると見られており、スタッフォードは練習を欠席した際にその車両を利用したことがある。

数日間の練習を経て、体調が良いと明かしたスタッフォードは次のようにコメントした。

「良い点は、調子がかなり良いことだ。ここ数日の練習では、初日にできると思っていた以上のことができたし、その後も毎日を積み重ねている。背中は一筋縄ではいかないときがあるものだし、どうなるか、どんな感覚になるかは一概には言えない」

ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイは木曜日、プロボウル選出経歴を持つスタッフォードは以前と変わらず高いレベルを維持していると語った。

チーム公式サイトによると、マクベイHCは「彼は私たちが知っているスター選手そのものだ。私が見る限り、何の制限もなく、本当に高いレベルでプレーしている。どんどん良くなっていくところを見てきた」と述べたという。

スタッフォードは8月23日(土)アメリカ東部時間13時【日本時間24日(日)2時】に敵地で行われるクリーブランド・ブラウンズとのプレシーズン最終戦に向けてチームには帯同しない予定だ。

【RA】