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QBジャクソンの足の負傷回避に安堵するレイブンズHCハーボー、「祈りは通じるもの」

2025年08月22日(金) 12:44

ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン 【Perry Knotts via AP】

クオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンのアクシデントに肝を冷やしたボルティモア・レイブンズが、胸をなで下ろしている。

ジャクソンは現地20日(水)の練習中に足を踏まれて途中退場し、翌日の練習には姿を見せなかった。練習後にヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーが説明したところによれば、痛みはあったものの負傷には至らず、大事を取って休ませただけだったという。

「昨日言ったように、足を踏まれただけだ。簡単なレントゲン検査を行ったが、損傷などはなかった。今日は少し痛みがあるようなので大事を取ったが、問題はない。彼は大丈夫だ」とハーボーHCは語った。

ハーボーHCは、ジャクソンが無傷で済んだと分かった瞬間に安堵したことを明かしている。

「本当にホッとした。選手たちにも言ったんだ。祈りは通じるものだって。実際に祈っていたし、それに神が応えてくれた。彼は大丈夫だ」とハーボーHCはコメントしている。

NFLで 2度のMVPに輝いているジャクソンは、昨季キャリア最高とも言えるシーズンを送ったばかりだ。パサーレーティングはリーグトップの119.6を記録し、これは歴代でも4番目に高い数字だった。また、シーズンでタッチダウンパス40本以上かつインターセプト5本未満というリーグ史上初の快挙も成し遂げ、最終的にタッチダウン41回、インターセプト4回という成績を残している。

レイブンズはこのオフシーズン、ジャクソンの控えとして信頼性の高いベテランQBクーパー・ラッシュと契約し、備えを万全にしている。とはいえ、ジャクソンの離脱がチームのスーパーボウル制覇の野望に大きな打撃となることは言うまでもない。幸いにも、今週はそのような事態には至らなかった。

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