レイダースQBオコンネルが手首を骨折、6週間から8週間の離脱へ
2025年08月24日(日) 19:51
プレシーズン最終戦を終えて、ラスベガス・レイダースはバックアップクオーターバックの補強を必要とするかもしれない。
現地23日(土)夜に臨んだアリゾナ・カーディナルスとの一戦に20対10で敗れたレイダースのヘッドコーチ(HC)を務めるピート・キャロルは試合後、クオーターバック(QB)エイダン・オコンネルが右手首を骨折し、6週間ないし8週間の離脱が見込まれると発表。
キャロルHCは「(オコンネルは)手首を骨折している。負傷したので、しばらくかかるだろう。われわれにとっては大打撃だ」と明かしている。
オコンネルは前半の2シリーズで試合を離脱。最初のドライブではサックされてファンブルを喫したが、次のポゼッションで再びフィールドに入り、パス4回を投げて3回成功、36ヤードを記録して終了となった。
ロースター入りを争うルーキーQBのキャム・ミラーが第2クオーターから出場し、パス24回中12回を成功させて102ヤードを投げたが、その多くは消化時間となった最後のドライブ中に稼いだものだ。
特にレギュラーシーズン開幕目前とあって、オコンネルの負傷はレイダースにとって大きな痛手だ。3年目QBのオコンネルは先発出場の経験もあり、今オフにトレードで獲得したジーノ・スミスのバックアップになることが期待されていた。
ミラーがその役割を担うにはまだ課題が残っていると言えよう。レイダースは近日中にベテランQBの補強やトレードに動く可能性が高いと見られている。
現時点で市場にいる注目に値するフリーエージェントQBはカーソン・ウェンツだが、各チームとも8月26日(火)までにロースターの53名を確定する必要があり、市場に変化がある可能性もある。レイダースにとってはトレードも選択肢のひとつだ。
レイダースは2025年シーズンを9月7日(日)【日本時間8日(月)】にキックオフさせることになっており、対戦相手はニューイングランド・ペイトリオッツだ。
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