テキサンズRBミクソン、リザーブ/NFIリスト入りで少なくとも最初の4試合を欠場へ
2025年08月26日(火) 09:34
ヒューストン・テキサンズのランニングバック(RB)ジョー・ミクソンが少なくとも2025年シーズン最初の4試合を欠場することになった。
現地25日(月)、テキサンズが足のケガによって7月にアクティブ/NFI(非フットボール故障者)リストに登録していたミクソンをリザーブ/NFIリストに登録すると発表。この手続きは火曜日に正式に行われる予定だ。
リザーブ/NFIリストに登録されると、少なくとも4試合の欠場が確定するため、テキサンズはロサンゼルス・ラムズ戦(9月7日)、タンパベイ・バッカニアーズ戦(9月15日)、ジャクソンビル・ジャガーズ戦(9月21日)、テネシー・タイタンズ戦(9月28日)でRB1を欠くことになる。
ミクソンの欠場により、長年クリーブランド・ブラウンズでスター選手として活躍し、オフシーズンにテキサンズに加入したベテランRBニック・チャッブがシーズン第1週から先発を任され、即戦力として起用されることになりそうだ。
ミクソンの症状は当初の予想よりも深刻なものとなっている。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは最初、シーズン第1週の出場可否は不透明だが、長期離脱の可能性は低いと報じていた。
29歳のミクソンは2024年シーズンに3試合を欠場したにもかかわらず、1,016ヤードを獲得してキャリアで5度目の1,000ヤード超えを達成し、11回のタッチダウンランを記録。キャリアで2度目、テキサンズの一員になってから初めてのプロボウルに選出された。
ミクソンは今オフシーズンのワークアウト中に見舞われたケガの影響で、チームのオフシーズンプログラムを欠席している。チームは春から夏にかけてそのケガを軽視する発言を繰り返してきた。
2017年から2023年までシンシナティ・ベンガルズの主力選手として活躍していたミクソンは、2024年に放出されることになっていたが、トレードでテキサンズに加入した。
テキサンズは今後、かつてAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区のチームでプレーしていたチャッブとミクソンの様子を見守ることになる。
チャッブは2019年から2022年まで4年連続でプロボウルに選出されたが、2023年と2024年はケガに悩まされ、合計でわずか10試合の出場にとどまった。現在は、昨シーズン第15週に見舞われた足の骨折からの復帰に向けてリハビリ中だ。
チャッブがどれほどの力を発揮できるかは2025年シーズン序盤に明らかになるだろう。ミクソンが復帰するまで、テキサンズはデイミオン・ピアース、ダレ・オグンボワレ、新人のウッディ・マークスにより大きな貢献を求めることになりそうだ。
【RA】