49ersのRBマカフリーと「リーグ屈指のコンビ」を形成できると自信を見せるRBロビンソンJr.
2025年08月26日(火) 13:34
ランニングバック(RB)ブライアン・ロビンソンJr.は拠点を東海岸から西海岸に移し、海風と太陽の光を浴びながらこれまで以上に前向きな気持ちになっているようだ。
サンフランシスコ・49ersでオールプロ選出経歴を持つRBクリスチャン・マカフリーとチームメイトになることも、その気分を後押ししているのだろう。
先週に行われたトレードでワシントン・コマンダースから49ersに移籍したロビンソンJr.は、現地25日(月)に臨んだ入団記者会見で「俺の仕事は(マカフリーを)できる限り補完し、リーグ屈指のコンビになることだ」と語った。
NFL屈指のバックフィールドコンビになることは大きな目標だが、非現実的とは言えない理由がいくつかある。第1に、ロビンソンJr.はヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンの創造性と独創性によって過去に多くのランニングバックが飛躍を遂げた攻撃システムに加わることになった。
ロビンソンJr.は「シャナハンコーチがバック陣を使った攻撃をどう展開するのを好むかはよく理解している。電話をかけてきたとき、彼はその部分を強調していた」と話している。
「“私のスタイルは理解しているだろ。私たちのやり方を見せる準備はできている”と言われて、“俺も準備はできているぜ”って答えた。俺は彼がここでどういうやり方をしているかを完全に理解しているし、準備もできている。ずっとランニングバックとしてプレーしてきたし、順応してプレーする準備は万全さ」
「俺はプレーする準備を整えてここに来たし、彼にはそういう風に使ってもらいたいと思っている。どんなランスキームでも構わない。俺を投入してくれたら、プレーを遂行する準備はできている」
第2に、ロビンソンJr.は49ersで主力RBになる必要がない。健康であればリーグ屈指のランニングバックであるマカフリーを支えるだけでいいのだ。
しかし、その健康状態こそがカギとなる。マカフリーはケガで2024年シーズンの大半を欠場しており、49ersは2025年シーズンを迎えるにあたり、オフェンスの複数ポジションで負傷者を抱えている。シーズン第1週が迫る中、複数のワイドレシーバーとランニングバックが不在となっているのだ。
ロビンソンJr.の加入は、ケガの連鎖によるさらなる影響を防ぐために、まさにうってつけの補強かもしれない。ロビンソンJr.が18週にわたるシーズンを通してマカフリーを効果的に休ませることができれば、マカフリー自身も健康を管理しやすくなり、消耗を抑えつつ高いパフォーマンスを維持できるだろう。
とはいえ、現時点では予想することしかできない。ロビンソンJr.は高い目標を見据え続けている。
【RA】