テネシー・タイタンズのランニングバック（RB）タイジェイ・スピアーズはプレシーズンに見舞われた足首のケガにより、レギュラーシーズン最初の1カ月で欠場を余儀なくされることになった。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地26日（火）に報じたところによると、タイタンズは回復の時間を確保させるために、シーズン開始時点でスピアーズを故障者リザーブ（IR）に登録するという。IRのルールにより、スピアーズは少なくとも4試合を欠場することになり、復帰可能になるのはシーズン第5週以降となる。

タイタンズは火曜日にこの動きを正式に発表し、スピアーズを復帰指定した。

プレシーズン初戦で足首を負傷したスピアーズは数週間にわたり、ウオーキングブーツを着用して復帰に向けたリハビリを行ってきた。タイタンズはシーズン第1週に向けてロースター要件を満たすために急いで復帰させる代わりに、スピアーズが最初の1カ月間の出場機会を犠牲にしてでも、完全に健康な状態で復帰できるようにすることを選んでいる。

2023年ドラフト3巡目でタイタンズに指名されたテュレーン大学出身のスピアーズは、これまで出場した29試合でキャリー184回、765ヤード、タッチダウン6回を記録しており、NFLでの3年目を迎えようとしている。スピアーズは主力RBトニー・ポラードを補完する存在として復帰することを目指すはずだ。一方でタイタンズは、ジュリアス・チェスナットやカレル・マリングス、ジョーダン・ミムス、ジャーマー・ジェファーソンらの中から、残りのランニングバック枠を埋める選手を決める必要がある。

【RA】