バイキングス復帰は“素晴らしい”パンサーズQBヤングのおかげだと語るWRシーレン
2025年08月30日(土) 10:12
ワイドレシーバー(WR)アダム・シーレンは故郷のミネソタに戻ったが、カロライナ・パンサーズを去る際にクオーターバック(QB)ブライス・ヤングには前向きな印象を抱いていた。
現地28日(木)、ヤングについて質問されたシーレンは、ヤングが成長したからこそ自身の選手寿命が伸び、かつて所属していたミネソタ・バイキングスに戻るトレードが可能になったと語った。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』のアレク・ルイスによると、シーレンは「ブライスについてはこう言っておく。尊敬に値する選手だからね。彼は素晴らしい人間であり、素晴らしいリーダーであり、素晴らしいクオーターバックだ」と話し、こう続けたという。
「みんなも去年の終わり頃に目の当たりにしたはずだ。彼が乗り越えなきゃいけなかったこと、リーグでの最初の2年間で直面した逆境もね。あんなことは誰にも経験させたくないものだ。彼がそれを乗り越え、今の地位にいることは、その性格や人間性、そしてこのリーグでどんな選手になるかを物語っている。俺は彼のことを心から尊敬している。なぜなら、彼がいなかったら俺は今ここにいないと断言できるからだ。彼が俺を信頼し、チャンスを与え、信じてくれたからこそ、俺は今も自分が愛するスポーツを続けることができている」
シーレンは2年にわたってパンサーズに在籍し、いずれのシーズンもヤングが主に先発を務めていた。シーレンは2年間でキャッチ151回、1,629ヤードを記録。2023年には1,014ヤードを獲得した。ケガで10試合の出場にとどまった――そうでなければ再び1,000ヤード超えを達成していた可能性が高い――昨シーズンも試合平均61.5ヤードを記録している。
昨年はシーズン序盤にベンチに下げられるなど不安定なスタートを切ったヤングだが、シーズンが進むにつれて調子を立て直し、特にシーズン終盤は素晴らしいパフォーマンスを発揮した。『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、シーズン第16週から第18週までのタッチダウン対インターセプト比は7対0でNFLトップとなり、パサーレーティングは111.6を記録したとのこと。また、『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、先発の座を取り戻したシーズン第8週以降、ヤングはプレッシャー率36.5%という状況下で5回のタッチダウンを挙げ、インターセプトを0回に抑えたという。
シーレンはベテランワイドレシーバーとして常に適切な位置につき、ヤングの復調に大きく貢献した。2人は見事な連携を見せ、ヤングは2通りの選択肢があるルートでシーレンが正しい選択をすると常に信じていた。シーレンはパンサーズでの最後の7試合で、試合平均72.3ヤード、タッチダウン4回を記録。3試合で99ヤード以上を獲得した。
シーレンとヤングの間で築かれた信頼関係は、パンサーズにとって代えがたいものだろう。しかし、チームは若手のテタイロア・マクミランや、ゼイビア・レゲット、ジェイレン・コーカーに頼り、クオーターバックと共に成長させていく方針だ。
バイキングスはシーレンがJ.J.マッカーシーに対してもパンサーズ時代と同様の役割を果たすことを期待している。
【RA】