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パッカーズからカウボーイズにトレードされて最初は「驚いた」とDTクラーク

2025年08月30日(土) 11:08

グリーンベイ・パッカーズのケニー・クラーク【Greg Trott via AP】

現地28日(木)にダラス・カウボーイズとグリーンベイ・パッカーズの間で成立した大型トレードに関しては、ディフェンシブエンド(DE)マイカ・パーソンズの名前が大きく取り上げられたが、このトレードではもう1人の注目選手が移籍することになった。それはディフェンシブタックル(DT)ケニー・クラークだ。

人生を大きく変えるトレードのニュースを一晩かけて消化したクラークは、金曜日に自身の気分が高まっていることに気づいた。

カウボーイズの公式サイトによると、クラークは「驚いたけど、ジェリー(ジョーンズ、カウボーイズオーナー)やショッティ(ヘッドコーチ/HCブライアン・ショッテンハイマー)、いろんな人が電話をくれて、必要とされていると感じた。それは本当にありがたいことだし、感謝している」と語ったという。

9年間のキャリアをすべてパッカーズで過ごしてきたクラークは、新たな所属先を知った瞬間から、すぐに新しい現実に適応する必要に迫られた。そのプロセスはシーズン第1週が近づく中でも続くだろう。クラークは最も得意とすること――プロとして高いレベルでプレーすること――に集中することでそれに対応するつもりだ。

「真面目な話、フットボールにすべてを捧げる仲間をゲットしたってことだ。俺はプレーするためにここにいる。最高の自分になるためにここにいるんだ。最高の状態になれば、誰も俺に手出しできなくなると思う。それが俺の持ち味だ。全力でプレーするためにここに来た」

「新加入のDTケニー・クラークをご紹介。今回のトレードに関わることになった心境や、共に先発するタックルとのなじみ具合、ダラスでの印象と認識、そして足のケガを抱えながらプレーした昨季を経てダラスに与えられることに対する考えを表明」

カウボーイズとクラークの双方にとって、シーズンを通して出場できることは大きな利益となるだろう。クラークは昨夏にパッカーズと3年6,400万ドル(約93億9,677万円)の契約を結んだが、昨季のサック数は1回と、2016年のルーキーシーズンに次いで低い数字となった。クラークは2025年に復調する必要があるものの、2024年と同様に新しい守備スキームにも適応しなければならない。パッカーズで守備コーディネーター(DC)ジェフ・ハフリーの下でプレーしていたクラークは、カウボーイズでマット・エバーフラスDCのシステムを学ぶことになる。

クラークが新しい役割にすぐに適応できれば、カウボーイズはその加入を大いに喜ぶだろう。木曜日にトレードが成立する前、カウボーイズではDTポジションが明らかな弱点となっていた。カウボーイズはプレシーズンに2023年ドラフト1巡目で指名したDTマジー・スミスを起用していたが、一定レベルの活躍が見られるという期待は抱けなかった。

クラークの加入――そして、複数の役割を担う意欲――はその問題を解決する可能性がある。

「自分は万能なディフェンシブタックルであることに誇りを持っているけど、基本的にはノーズタックルだ。それが本業だ。パスラッシュの状況でスリー(テクニック)にスライドすることもできるし、どんな状況にも対応できる。どこに置かれても、しっかり結果を出すつもりだ」とクラークは語った。

1週間で順応するのは難しいことだが、その難題に対処できる選手がいるとすれば、それは10シーズン目を迎えるベテラン選手だろう。大規模なトレードに踏み切っただけに、クラークが適応できるかどうかがカウボーイズのイメージを左右するかもしれない。

【RA】