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チーフス戦出場に向けて「調整を進めている」目負傷のチャージャーズRBハリス

2025年09月03日(水) 09:07

ロサンゼルス・チャージャーズのナージー・ハリス 【AP Photo】

ロサンゼルス・チャージャーズのランニングバック(RB)ナージー・ハリスは現地5日(金)にブラジルのサンパウロで行われるカンザスシティ・チーフス戦に出場できるかのように準備を進めている。

チーム公式サイトによると、ハリスは月曜日に「試合に向けて調整を進めている。毎日練習していて、今日で5日目だ。とにかくフットボールができる状態に持っていこうとしている。調子はいいけどね。どうなるかは様子を見よう」と語ったという。

ハリスは独立記念日の花火事故で負った目のケガが原因でトレーニングキャンプをすべて欠席した後、月曜日に初めて接触練習への参加が許可された。

チャージャーズのヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボーはハリスが金曜日に出場する“可能性”はあるものの、アクティブ登録することを保証するには至らなかった。ピッツバーグ・スティーラーズで活躍した後、フリーエージェント(FA)としてチャージャーズに加入したハリス自身も、ハーボーHCと同様の見解を示し、1日ごとに様子を見ていくとしている。

出場を見込んでいるかと質問されたハリスは「まあ、そうだな。でも、今はただ準備を整えているところだ。最終的にどうなるかは分からない」と答えた。

27歳のハリスは目を負傷した経緯について明言を避け、サングラスやバイザーの着用に関する質問もかわしている。ハリスは損傷を“表面的なもの”と表現し、視力には影響がないと明かした。とはいえ、新チーム加入に向けた準備には遅れが生じている。

「謙虚な気持ちにさせられる経験だ」とコメントしたハリスは「ある意味、今もまだその状況を経験しているところだ。一連の出来事は、ほんの一瞬で物事が変わってしまうということを示している。毎日目が覚めるのはありがたいことで、みんなが無事でいることにただ感謝している」と続けた。

NFI(非フットボール故障者)リストに登録されている間、シーズンに向けてできる限りの準備をしてきたと語ったハリスは、次のように話している。

「回復しながら体調を維持し、プレーブックを把握し続けるようにしてきた。立場が違っても、とにかく同じパフォーマンスを維持しようとしていた。もちろん、NFIに置かれていたから、フィールドに立てないとかそういう部分で、少し難しい状況にはなっていた。ただ、チームと一緒ではないけれど、同じスケジュールで動くようにしてきた」

ハリスが不在の間は、新人RBオマリオン・ハンプトンがファーストチームの練習の大半に参加していた。ハリスが金曜日の試合に出場しなければ、ハンプトンが多くの出場機会を得ることになるだろう。

【RA】