バッカニアーズとOTゲーデケが4年約134億円の契約延長に合意
2025年09月03日(水) 11:40
タンパベイ・バッカニアーズが先発オフェンシブタックル(OT)を今後5年間にわたって確保することになった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロによると、バッカニアーズとライトタックル(RT)ルーク・ゲーデケが5,000万ドル(約74億4,385万円)の保証を含む4年9,000万ドル(約133億9,893万円)の契約延長に合意したという。
新契約で年平均2,250万ドル(約33億4,973万円)を受け取るゲーデケは、今オフシーズンに契約延長を実現したグリーンベイ・パッカーズのOTザック・トムをわずかに上回り、そのランキングでトップ4入りを果たしている。
セントラルミシガン大学出身のゲーデケは2022年ドラフト2巡目でバッカニアーズに指名された。ルーキーシーズンは、先発が予想されていたアーロン・スティニーがプレシーズン中にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したことを受けてレフトガード(LG)として先発したものの、翌年には最も得意とするRTポジションに復帰。それによってオールプロ選出経歴を持つトリスタン・ワーフスは左サイドに移り、以来ゲーデケと共にバッカニアーズの先発タックルコンビを形成している。
ゲーデケはタックルとして活躍し、2023年と2024年には連続して『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によるグレードで73以上を記録。2024年にはさらなる成長を見せ、全タックルの中で30位にランクインした。この2シーズンの活躍により、バッカニアーズは新人契約の最終年にあたる2025年シーズンが始まるわずか数日前に、長期契約でゲーデケを確保する決断を下している。
【RA】