ランニングバック（RB）ナージー・ハリスが初めてロサンゼルス・チャージャーズの一員として試合に出場する日は数日後にやってきそうだ。

チャージャーズのヘッドコーチ（HC）ジム・ハーボーは現地3日（水）に報道陣に対し、ハリスが金曜日にブラジルで行われるカンザスシティ・チーフス戦に出場する見込みだと明かし、ハリス本人が“準備が整っていると話している上に、実際にプレーできる状態に見える”とつけ加えた。

独立記念日に発生した花火事故で目を負傷し、トレーニングキャンプやプレシーズンでの活動に十分に参加できずにいたハリスは、月曜日にようやくコンタクト練習の許可を受け、金曜日の出場を見据えて「調整を進めている」と報道陣に語った。火曜日と水曜日の練習報告ではフル参加とされている。

どうやら、ブラジル・サンパウロでのカンザスシティ・チーフス戦ではチャージャーズファンが期待する光景が見られそうだ。とはいえ、ハリスがどの程度プレーするかはまだ分からない。

ハーボーHCは「プレー回数とかそういう類のことは本当に予測するのが難しい。試合に出てフットボールをプレーし、やってみる。それが心構えみたいなものだ。いや、みたいなものじゃなくて、それが心構えだ」と述べた。

タフなベテランRBのハリスは2025年にフリーエージェント（FA）としてチャージャーズに加入し、ランプレーを軸とする攻撃の中心的存在となることが期待されている。ケガの影響もあり、チャージャーズのシステムでどのようなプレーを見せるかは未知数だ。チャージャーズは2025年ドラフト1巡目で指名したRBオマリオン・ハンプトンも擁している。

ハリスとハンプトンのプレー機会がどう分配されるかに注目だ。

【RA】