ドラフト1巡目指名されたことによるプレッシャーを感じていないパッカーズ新人WRゴールデン
2025年09月04日(木) 09:51
マシュー・ゴールデンはグリーンベイ・パッカーズが2002年にジャボン・ウォーカーを指名して以来、初めてドラフト1巡目で指名したワイドレシーバー(WR)となったことに対するプレッシャーを感じていない。
『Associated Press(AP通信)』によると、ゴールデンは現地2日(火)に「俺は今の状況に置かれることをずっと待っていたような気がする。結局のところ、これはフットボールだ。子どもの頃からずっとプレーしてきたスポーツだ。そういうふうに捉えている」と語ったという。
パッカーズは才能がある一方で安定感に欠け、昨季に落球に苦しんだWR陣をけん引する存在を獲得するために、2025年ドラフト全体23位でテキサス大学出身のゴールデンを指名した。
ゴールデンはすでに、真のWR1にふさわしいスキルと自信を見せている。
クオーターバック(QB)ジョーダン・ラブは「彼はチームに入り、名を馳せ、毎日良いプレーを見せている」と語った。
ゴールデンは昨年にテキサス大学で987ヤード、タッチダウン9回を記録。2025年NFLスカウティングコンバインでは40ヤード走を4.29秒で駆け抜け、WRの中で最速タイムをマークした。
習熟には時間がかかるものの、ゴールデンのスピード、身体のコントロール、キャッチ能力は非常に大きな可能性をもたらし、NFLへの適応を助ける要素となっている。
WRジェイデン・リードは「プレーブックの理解の仕方や持っているスキルを見ると、彼はこのリーグで支配的な選手になるだろうな。必要なことに集中し続け、プレーブックとかそういうものに専念し続ければ、ものすごく支配的な選手になるはずだ」とコメント。
ヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーが率いるパッカーズのオフェンスは、常に相手チームにとって悩ましい存在だ。ゴールデンが期待に応えれば、デイバント・アダムスの退団以来、チームに欠けていた試合の流れを大きく変えられるターゲットになるだろう。
ゴールデンは7日(日)アメリカ東部時間16時25分【日本時間8日(月)5時25分】から始まるデトロイト・ライオンズ戦でNFLデビューを果たす。
【RA】