レイブンズRBヘンリーがラッシングTD歴代単独6位に、殿堂選手のジム・ブラウンとのタイを抜け出す
2025年09月08日(月) 11:51
次の目標はスウィートネスことショーン・ペイトンだ。
ボルティモア・レイブンズのランニングバック(RB)デリック・ヘンリーが、殿堂入りしたジム・ブラウンとのタイを抜け出し、キャリア通算107回目のラッシングタッチダウンを決めた。現地7日(日)にバッファロー・ビルズと対戦したシーズン初戦の第2クオーターで、30ヤードを走ったプレーでのことだった。
この試合――そしてこのシーズン――を迎えた時点で、ヘンリーとブラウンはタッチダウン106回で歴代6位タイとなっていた。
31歳のヘンリーが次に狙うのは、同じく殿堂の一員であり、シカゴ・ベアーズを代表する選手だったペイトンの記録。歴代5位につけているペイトンは、その輝かしいキャリアをランニングタッチダウン110回という記録で締めくくっている。
ブラウンがタッチダウン106回に到達したのは118試合目でのこと。ヘンリーは136試合でその記録に並び、これからは190試合で110回をマークしたペイトンの足跡を追う。ヘンリーの次のマイルストーンは、先行するシカゴの名選手よりもずっと早い段階で到達できそうだ。
テネシー・タイタンズで8シーズンを送った後、レイブンズで2シーズン目を迎えているヘンリーは、今季に数々のランドマークを打ち立てるかもしれない。日曜日にブラウンとのタイを破ったのに加え、歴代ラッシングヤード記録では18位に浮上。日曜日の試合を迎えた時点で、1万1,423ヤードで19位につけていたヘンリーは、スティーブン・ジャクソン(1万1,438ヤード)を追い抜いて18位となっている。
キャリアを通じて、1シーズン17戦としたときに平均1,428ヤードを記録しているヘンリーには、今季中盤までに1万2,000ラッシングヤードに到達して歴代17位になる可能性がある。
昨年、ヘンリーはラッシングタッチダウン16回を記録してリーグトップタイとなった。これはキャリア3度目のこと。キング・ヘンリーはまた、ラッシングチャンピオンに2度輝いている。
5度のプロボウラーのキャリアはすでに、あふれるほどの偉業に彩られている。2025年も少しの時間を無駄にすることなく、また1つの記録を残した。
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