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49ersのTEキトルがハムストリング負傷で3週間から5週間離脱へ、QBパーディーはつま先と肩を負傷

2025年09月09日(火) 12:02

サンフランシスコ・49ersのブロック・パーディーとジョージ・キトル【Kara Durrette via AP】

シーズン初戦でシアトル・シーホークスに勝利した高揚感に紛れているが、サンフランシスコ・49ersでは2人の主力選手が懸念すべきケガに見舞われている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、タイトエンド(TE)ジョージ・キトルが現地7日(日)に17対13で勝利したシーホークス戦の第2クオーターにハムストリングのケガで退場し、3週間から5週間の離脱を余儀なくされる見込みだという。欠場が予想されることから、キトルが短期間、故障者リザーブ(IR)入りする可能性があるとラポポートはつけ加えた。

ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンは月曜日にキトルに関する最初の発表を行い、キトルは“数週間”離脱するものの、故障者リザーブに登録するかどうかの決定はまだ下されていないと述べた。

不確実な状況にある主力選手はキトルだけではない。シャナハンHCはクオーターバック(QB)ブロック・パーディーが左肩とつま先のケガに悩まされており、シーズン第2週に組まれているニューオーリンズ・セインツ戦への出場は保証できないと明かした上で、「確信は持てず、回復状況と今週の経過を見極める必要がある」とコメントしている。

シャナハンHCによれば、パーディーはシーホークス戦でつま先を負傷し、左肩のケガよりもこちらの方が深刻と見なされているとのこと。

パーディーが出場できない場合、ベテランバックアップQBマック・ジョーンズが49ersの次なる選択肢となる。ジョーンズには最近、先発クオーターバックの代わりを務めた経験がある。昨季はジャクソンビル・ジャガーズで10試合に出場(うち7試合でトレバー・ローレンスの代わりに先発)し、タッチダウンとインターセプトをそれぞれ8回ずつ記録した。

この1カ月間や数年間で困難に直面してきた49ersには、月曜日の勝利にも不運なケガのニュースがつきまとっている。49ersファンはキトルが1カ月で回復し、パーディーが1週間の治療を経て日曜日までに復帰できることを願っているだろう。

【RA】