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パッカーズとWRワトソンが2026年シーズンまでの1年約20億円の契約延長に合意

2025年09月10日(水) 11:32

グリーンベイ・パッカーズのクリスチャン・ワトソン【Aaron M. Sprecher via AP】

ワイドレシーバー(WR)クリスチャン・ワトソンは2025年にまだフィールドに立っていないが、グリーンベイ・パッカーズの将来の計画には確実に含まれている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地9日(火)に伝えたところによると、ワトソンがパッカーズと1年1,325万ドル(約19億5,228万円)の契約延長に合意したという。

ワトソンは現在、昨季に見舞われたACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂からの回復を目指しているところで、PUP(故障者)リストに登録されている。しかし、2022年ドラフト2巡目指名を受けたワトソンは新人契約の最終年を迎えていたため、パッカーズは爆発力を備える一方で度重なる負傷に悩まされているワトソンについて決断を下す必要があった。

契約延長により、ワトソンは2026年シーズン末までパッカーズと契約を結んだ状態となる。

ワトソンは2024年シーズン第18週に行われたシカゴ・ベアーズ戦でACLを断裂。

ルーキーシーズンを14試合、2023年を9試合で終えたワトソンにとって、15試合に出場した昨季は最も多くの試合に出場したシーズンとなった。ワトソンは昨シーズンにキャッチ29回で620ヤードを記録し、驚異的なキャッチ平均ヤード(21.4ヤード)をマークしている。

ビッグプレーを生み出すポテンシャルを秘めるワトソンの才能や影響力に疑いの余地はなかったが、出場できる可能性の低さが大きな懸念となっていた。今回の動きにより、ワトソンは新契約の獲得を気にすることなく、健康を取り戻して今季中に復帰することに専念できるようになるだろう。

【RA】