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コマンダースRBエイケラーにアキレス腱断裂の可能性、MRI検査へ

2025年09月12日(金) 15:37

ワシントン・コマンダースのオースチン・エイケラー【Cooper Neill via AP】

失意の敗北の中で、ワシントン・コマンダースのランニングバック(RB)オースチン・エイケラーのシーズンも失われてしまったようだ。

現地11日(木)、コマンダースがグリーンベイ・パッカーズに27対18で敗れた試合で、エイケラーがアキレス腱を断裂したとみられると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。

30歳のエイケラーは負傷の状態を確認するためにMRI検査を受けることになっているが、検査前の段階で希望の持てる要素は多くないとラポポートは報じている。アキレス腱を断裂していれば、エイケラーの2025年シーズンは事実上終わることになる。

残り4分を切って27対10という状況で、エイケラーはスロットの位置につき、相手守備陣をチップブロックして少しの間サイドライン近くについた後、アップフィールドに方向を変えたものの、接触によらない負傷によってフィールドに崩れ落ち、右下腿の裏側をつかんでいた。

助を借りながらフィールドを後にしたエイケラーは、カートでロッカールームへと下がり、間もなく残る試合から除外されている。

この日、エイケラーはキャリー8回、17ヤードと7ヤードのキャッチを2回記録していた。

エイケラーにとってこれがキャリア7シーズン目、コマンダースでは2シーズン目にあたる。昨シーズンは脳しんとうの影響で、12試合の出場にとどまっていた。

新人のジャコリー・クロスキー・メリットがチームのRBA1となり、エイケラーはRB2Aの役割を担っていたが、今後はクロスキー・メリットのレップスが増えることになりそうだ。木曜日にはインアクティブだったジェレミー・マクニコルスとクリス・ロドリゲスJr.の出番も増えていくとみられる。

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