ベンガルズQBバロウ、負傷の状態次第では3カ月程度の離脱の可能性
2025年09月15日(月) 12:59
シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウが負ったつま先の負傷はチームにとって2018年以来となる最高のスタートに大きな暗雲をもたらすことになりそうだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地14日(日)に報じたところによると、バロウはグレード3のターフトウを負った恐れがあるといい、それが現実となれば手術が必要になるため、少なくとも3カ月の離脱を余儀なくされる見込みだ。
バロウはサンデーフットボールのジャクソンビル・ジャガーズ戦の第2クオーターで負傷。ジェイク・ブラウニングが途中出場し、試合はベンガルズが31対27で勝利している。チームにとっては7年ぶりの開幕2連勝だ。
ただ、勝利の余韻に完全にひたれるわけはなく、ラポポートによると、バロウの復帰時期は楽観的に見て12月半ば頃になる見通しだという。
勝利した試合後、バロウが歩行用のブーツと松葉杖を使用している姿が確認されており、NFLキャリア6シーズン目で3度目となる負傷離脱を予感させている。バロウはこれまで、2020年のルーキーシーズンにACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)が、PCL(後十字靭帯/こうじゅうじじんたい)、MCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)の断裂と、半月板損傷によって終盤6試合を欠場したほか、2023年シーズンには手首靭帯の断裂で最後の6試合を逃した。
2023年にはブラウニングが代役を務め、先発した試合で4勝3敗の戦績。パス成功率は70.4%、1,936ヤードのパスを投げてインターセプトは7回だった。
開幕2連勝を遂げた今のベンガルズは、過去にバロウが負傷したときよりもやや有利な状況とはいえ、エリートQBの離脱はいつ何時でも大きな痛手だ。
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