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ビルズQBアレンが史上6位タイの速さでキャリア通算タッチダウンパス200回を達成

2025年09月19日(金) 12:44

バッファロー・ビルズのジョシュ・アレン【Michael Owens via AP】

キャリアを通じて全速力で駆け抜けてきたバッファロー・ビルズのクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンが、現地18日(木)にひとつの節目を迎えた。

アレンはマイアミ・ドルフィンズに31対21で勝利した試合で、キャリア通算200回目のタッチダウンパスを記録。NFL史上6位タイの速さでの達成となった。

アレンはキャリア114試合目にして200回のタッチダウンパスを達成。これは、最大のライバルであるパトリック・マホームズ(84試合)、殿堂入りしたダン・マリーノ(89試合)、アーロン・ロジャース(99試合)、殿堂入りしたペイトン・マニング(106試合)、殿堂入りしたブレット・ファーブに次ぐ速さだ。現役選手としては、カーク・カズンズ、ダック・プレスコット、ラッセル・ウィルソンと並んでいる。

ドルフィンズ戦を迎えるにあたり、29歳のアレンは200タッチダウンまであと3回に迫っており、タイトエンド(TE)ダルトン・キンケイド、TEジャクソン・ホーズ、ワイドレシーバー(WR)カリル・シャキールへのタッチダウンパスでそれを達成した。通算200回目のタッチダウンパスは第4クオーターにシャキールがキャッチした。また、キンケイドへのタッチダウンパスは、プレーオフを含めて通算300回目のタッチダウン(パスとランの合計)となった。

アレンがドルフィンズ戦で見どころ満載の試合を展開したことは、さほど驚きではない。今回の試合までに、アレンはドルフィンズとの14試合で合計42回のタッチダウン(タッチダウンパスは37回)をマークし、いずれも特定の相手に対する数として自己最多記録を残していたからだ。

2024年、アレンはキャリアで初めてAP通信年間MVP賞を受賞した。プロボウルに3度選出された経歴を持つアレンは、2025年シーズン初戦でボルティモア・レイブンズ相手に劇的な逆転勝利を導き、今回の試合で新たな偉業を達成している。

アレンは着々と実績を積み重ねており、今シーズン開始からわずか3週間、輝かしいキャリアにおける114試合目で新たな節目を迎えた。

「ジョシュ・アレンにとって新たな節目」

【RA】