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肩とつま先のケガでクエッショナブルの49ersQBパーディー、カーディナルス戦先発は見込み薄

2025年09月20日(土) 08:41

サンフランシスコ・49ersのブロック・パーディー【Cris Esqueda via AP】

サンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)ブロック・パーディーはシーズン第3週に予定されているアリゾナ・カーディナルス戦に臨む準備ができるかもしれないが、出場は期待しない方がよさそうだ。

左肩とつま先のケガを抱えるパーディーは、今週の練習に制限付きで参加し、現地19日(金)の故障者レポートではクエッショナブルとされた。

ほとんどの場合、そうした指定は試合に出場できる可能性があり、最終的な出場可否については試合当日に判断されるものとみなされる。しかし、今週末のパーディーについては、この見方が正しいとは言えない。ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンは金曜日に報道陣に対し、パーディーが先発する可能性は“極めて低い”と述べ、パーディーがバックアップまたは緊急時の3番手クオーターバックとして出場できるほど健康状態が回復しているかを見極めている段階だと説明した。

49ersの考え方は復帰が早すぎてケガが悪化するリスクに配慮したものだ。パーディーにあと数日間、回復期間を与えて状態を確認させても、せいぜい控えとして起用できる可能性が高まるだけだ。パーディーが出場するのは必要に迫られた場合に限られる。それも、控えとして出場できるほど体調が回復している場合の話だ。

リスクを伴う可能性がある状況でパーディーを出場可能な状態にする理由を問われたシャナハンHCは「彼がどんな制限を受けるかを確認するためだ」と答え、「できることもあれば、できないこともあるだろう。それを判断しようとしている。日曜日になるまで分からないだろう。日曜日に無理に起用したくはないが、必要なら確かめても構わないと思っている」と続けた。

パーディーはシアトル・シーホークスに勝利したシーズン初戦を終えた後、つま先のケガで故障者レポートに載せられた。試合終盤にスクランブルを駆使して逆転タッチダウンドライブを成功させたこともあり、これには多くの人が驚いた。さらに衝撃的だったのは、数週間離脱する可能性があると診断されたことだろう。

シーズン第2週はQBマック・ジョーンズがパーディーの代わりに先発し、49ersを勝利に導いた。ジョーンズはカーディナルス戦でも先発を務める見込みだ。

理想的なのは、ジョーンズが49ersのクオーターバックとしてリーバイス・スタジアムでプレーする唯一の選手になることだろう。

【RA】