ニュース

LBパーソンズのダラス帰還にトリビュート映像はないとカウボーイズオーナー

2025年09月24日(水) 09:57

ダラス・カウボーイズオーナーのジェリー・ジョーンズ【AP Photo/Jeffrey McWhorter】

グリーンベイ・パッカーズに移ったマイカ・パーソンズが、シーズン第4週にダラスに戻ってくる。しかし、トリビュート映像があるわけではないようだ。

ダラス・カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズが現地22日(月)、来る日曜日に組まれたグリーンベイ・パッカーズ戦で、エミット・スミスやエゼキエル・エリオットがダラスに戻ってきた際のようなトリビュート映像を流す予定はないと報道陣に語った。

『Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』によれば、ジョーンズオーナーは「それは適切なやり方ではないと思う。エミット(スミス)は別の話だ。マイカのことを損なうものではない。マイカは十分に歓迎されていると思うし、あとはわれわれがそういったものを解消したことを示すだけだ」と話したという。

カウボーイズがこのチームに4年所属していた選手を称える計画を立てていなくても、驚きではない。ジョーンズオーナーは8月終盤に、驚きのトレードで契約の交渉が決裂したパーソンズをパッカーズに送っていた。

ジョーンズオーナーはパーソンズのトレードでカウボーイズは良い状況に置かれたと信じている。それによって資金を節約すると同時に、ドラフト指名権を得たわけだ。比較的短かったダラス所属期間と苦い結末が、トリビュート映像を流さないという決断を強調している。

日曜日の夜に実現するパーソンズのダラス帰還が、シーズン第4週のハイライトになるだろう。カウボーイズ守備陣はなんでもできるスターをトレードで失ったことで悲惨な状況に陥っている。1勝2敗のスタートを切ったカウボーイズは、計92ポイントを失点し、試合平均で397.67ヤードを相手に許してきた。一方、2勝1敗のパッカーズはクリーブランドでの手痛い敗北から立て直し、ダラスで再び軌道に乗ろうとしている。

【A】