3連敗を受けてプレーコールの役割を手放すタイタンズHCキャラハン
2025年09月24日(水) 10:46
テネシー・タイタンズのヘッドコーチ(HC)ブライアン・キャラハンはシーズン開幕から3連敗を喫したことを受けて、試合当日の運営体制に大幅な変更を加えている。
現地23日(火)、タイタンズがオフェンスのプレーコールの役割をクオーターバック(QB)コーチのボー・ハーディグリーに委ねると発表した。
タイタンズは攻撃コーディネーター(OC)ニック・ホルツが引き続きキャラハンHCおよびハーディグリーとともに業務を行うことも発表している。
チーム公式サイトによると、キャラハンHCは「試合(インディアナポリス・コルツ戦)を終えた後、チームや選手たちには“みんな鏡を持っているだろ? 全員がそれを見つめてどこを改善できるか、どうすればより良くなれるかを考えるべきだ”と伝えた」と述べ、こう続けたという。
「これは今の私たちにとって最善の選択肢の1つだと思う。私はヘッドコーチとしてより良い仕事をし、チームとより深く向き合い、プレーコールの準備に向けた日々の細かい業務を軽減できるはず。チームにとってはプラスになると思うし、助けになると考えている」
キャラハンHCは2024年にタイタンズのヘッドコーチに就任してから20試合でプレーコールを担当してきたが、2025年シーズン序盤の不振によってその立場に暗雲が立ち込めている。
先週日曜日に41対20でコルツに惨敗した後、タイタンズのヘッドコーチとしての通算戦績が3勝17敗にとどまっているキャラハンHCは、地元ファンが自身の解任を求めていることについて質問を受けた。
キャラハンHCは試合後に「正直なところ、それはあまり気にしていない」とコメントし、次のように続けている。
「私が集中しているのは、チームをできるだけ良い状態にすることだけで、それ以外のことはどうしようもないと思っている。そういうことについては考えていないし、考えられないとも言える。つまり、現状でも十分に大変なのに、そんなことまで考えるなんて。それは誰のためにもならない。だから、私はただ仕事に打ち込み、できる限りの努力をするだけだ。できる限りの努力を尽くすことがすべてだ」
タイタンズは28日(日)アメリカ東部時間13時【日本時間29日(月)2時】にヒューストン・テキサンズ(0勝3敗)と対戦する予定だ。
【RA】